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阿部亮平さんが覚醒してた。 Johnny's World Happy LIVE with YOU Day6感想

すごかったですね。

Johnny's World Happy LIVE with YOU Day6

Snow Manにとっては、8人での活動になって2度目のパフォーマンス。3月30日のCDTV以来、3ヶ月弱ぶりのステージでした。

 

CDTVで感じた、ただならぬ覇気と迫力は、今回も健在でした。メンバー同士で直接会うのすら約2ヶ月ぶりで人見知り発揮してるメンバーもいる()とはとても思えないパフォーマンス。

 

それで...なんですけど...

8人とも、いつもと雰囲気違いませんでしたか?????

特に阿部くん、すごくなかったですか?????

私だけかな?あの日の阿部くんは、阿部くんであって阿部くんではないみたいでした。「覚醒」したって感じ。

 

私はもともと阿部くんの表現がすごく好きで、だからこそ推してるんですが、今回はその殻をぶち破ってきたと感じるのです。その衝撃がすごすぎて2日ほど呆然としていたのですが(ガチ)、感じたことをようやく言語化できそうなので書いてみようと思います。

以下、他メンのことにも触れますが8割方は阿部くんの話をしています。すいません。あと(そんなに触れてないけど)スノストコラボに関しても肯定的な意見しか述べてませんのでそのつもりで。(私はあのコラボが純粋にうれしくて狂喜乱舞しながら見守ったタイプのオタクです)

 

 

まず大前提として、今回のライブはSnow Manにとって非常事態の中行われたものです。

メンバーがひとり欠けているということは、歌割りもフォーメーションも変更してパフォーマンスする必要があるということ。今回、Snow Manは「不在メンバーのパートは他のメンバーが代わりに歌う」という選択をしました。だからでしょうか。

8人に、岩本さんが乗りうつっていました。

8人だけど、実質9人いるような気がしたんです。

CDTV放送時に、D.D.1番でめめが、自身のソロパートに続いて岩本さんのパートも続けて歌った時、岩本さんパートに入った途端一気に表情が変わった、と話題になりましたよね。まさにあれです。あれが、今回は8人全員に起こっていました。少なくとも私の目にはそう映った。

CDTVの時は「Snow Manというグループを8人で何としても守る」という感じだったのが、今回はSnow Manには岩本照というメンバーがいることを絶対に忘れさせない」という確固たる意志を感じました。8人全員が、岩本さんを纏ってパフォーマンスしていました。

そうするとどうなるかというと、みんないつもより声に力がこもって、いつもより目つきが鋭くなって、いつもより雄っぽさがぐっと増して、いつもより思い切りがよくなる。そう感じました。

憑依型のメンバーは、冷静でいながらもっとネジを外した感じがしたし、自分を保ちつつパフォーマンスするメンバーは、新たな境地を見つけた感じがしました。

 

 

ここで、セットリストを振り返ってみましょう。

 D.D. TVサイズ→岩本さんが振付、アクロ監修に関与

Cry out フル→振付:岩本照

Snow World 2番以外→振付:岩本照

<MC>

KISSIN' MY LIPS TVサイズ(と思われる。あれがフルなのか未だにわからん)→振付:岩本照...と言われている。未だ確証はない。でもたぶんそう。

Crazy F-R-E-S-H Beat フル→振付:岩本照

 

そう、全楽曲の振付に岩本さんが関わっている(と思われる)んです。岩本さんが振り付けた楽曲数は多いから、こうなったのは必然っちゃ必然なのかもしれませんが、それでもダンスの端々からいないはずの岩本さんを感じずにはいられないのです。

しかも長期にわたるステイホーム期間のあとに歌って踊るセトリではねぇ〜〜〜!!!!!やっぱりSnow Manって体力オバケの集まりなんだなと再認識しました。だってMC始まったとき誰もゼェハァしてなかったの普通に考えておかしくないですか??

「今、8人でできる全力」を今回のステージにぶつけてきてくれたのが、ファンとして最高にうれしかったです。

 

 

ここからはひとりひとりの特筆すべきポイントを振り返っていきます。もうめちゃくちゃ個人的な感想。でもいいよね?これブログだもんね?ブログってそういう場所だもんね?

え?阿部くんはどうするのかって?...最後にたっぷり書かせていただきます!(ニッコリ)

 

のびのびと、自由に。今回の公演のWセンター(だと勝手に思ってる)めめらう

 曲中のポジション上、2人が岩本さんのパートの代役を務めることが結構多かったような気がします(体感) 2人が岩本さんを挟むフォーメーションのとき(CFB)、岩本さんの場所はそのまま空けてあるので2人がWセンターやってるように見えたのが印象的で、こんなタイトルをつけました。

ラウール:この非常事態でも、Snow ManのパフォーマンスがSnow Manのパフォーマンスであり続けられるのはラウールがいるから。間違いない。7人の兄たちを従えてセンターで踊る16歳は、やっぱりどう考えても非凡です。ラウールが岩本さんパートを歌うたび、尋常ならざる眼光の鋭さと振り切ったパフォーマンスに心が震えた...。個人的にはCry out大サビ前の「言い訳で開く扉はない on your mark」の叩きつけるような歌い方が最高にかっこよくて痺れました......。

めめ:「バック」としてのパフォーマンスではなく「主役」としてのパフォーマンスを着実に掴んできてるように感じます。そしてますますカッコよくなっていく......一体どこまでカッコよくなれば気が済むんだ......。私と母、2人とも阿部担なんですがめめがアップになるたびにあまりのかっこよさに2人でため息つきましたね...めめってそういうところないです?(?)D.D.の「閉ざされた扉へ〜no rule」のくだりはCDTVよりも余計な肩の力が抜けててもっと綺麗になってました。最高。

...てかFire Stormのめめらうはパリコレでしかなかった(伝われ)

 

安定感で魅せる ゆり組

しょぴ:もともと受け持ってるパートが多いから代役を務めることはなく、どうしても「安定」という感想が一番にきてしまうんですが、冷静に考えて3ヶ月弱ぶりのパフォーマンスであんなに声が出てるのはおかしい。Cry outのフェイクとか特にバカデカ声出ててビビった〜......私だけじゃないよね??喉がぱっかーーんって開いてんだな〜お腹から声出てんだな〜って素人でも分かる、まっすぐ届く声でした。圧巻。

舘様:スーパー舘様タイムが何度か発生しててそのたび私は「ロ、ロイヤル......」とため息をつくしかありませんでした。CFBの2番冒頭なんか特にすごかった。あの数秒で画面の向こうの人間の120%が臣民になりました間違いないです国王。かと思えばSnow Worldの「笑顔溢れるから」の歌声は堂々たるアイドルボイスで「どっちがホントの舘様!!?どっちも!!?え!?嘘!?」という茶番を延々繰り返してるオタクは私です。ちなみに私がいうスーパー舘様タイムは、D.D.間奏終わりのアクロとSnow Worldのソロパート、CFB2番冒頭です。ご査収ください。
 
憑依の鬼 さくこじ
ゆり組はその人格を保ちつつ岩本さんを「纏ってる」って感じだったんですが、さくこじに関してはもはや人格とか精神のレベルで岩本さんを「体内に宿してる」って感じを覚えました...「憑依」ってやつです。さくこじ、本当にすごかった.........
さっくんもうすごかった。佐久間くんほど曲の世界観に入り込みながらひとりのメンバーの存在そのものを背負える人はいないと思います。表現力の鬼、憑依の鬼。絶対に忘れさせない、消えさせない。そんな決意が込められたパフォーマンスでした。そりゃあれだけメンバーを背負いながら魂ぶつけて表現したら目ギンギンになるわ...(?) どれもこれも凄まじかったけど、個人的にはCry out2番の冒頭ラップのシャウトがたまらなかった......ぶっ飛び方に最高にゾクゾクした。
こーじ:心底びっくりしたのがFire Stormの黒房パートでラスボスのごとくひとりで登場したこーじを見た時。マジで岩本さんが帰ってきたのかと思った。いや黒房パートである時点で、それを青房の岩本さんが歌うわけがないからこれが勘違いなのは明らかなんだけど、もうそういう理屈を超えてあれは岩本さんだった。纏う雰囲気がもう完全に岩本さんのそれだった。本当にびっくりした。岩本兄弟の真髄を見た気がした。そんなこーじが黒房パートをひとりで歌い切ってるのは本当に本当にかっこよかった......26歳おめでとう......!
あとこれはテーマから脱線するんですがMCで「天下獲ります!」って言ってくれたのが最高にうれしかったです。いつも一歩引いて「俺なんかよりまずみんな」って譲ってしまいがちなこーじが欲を見せてくれてオタクは心でガチ泣きしました。しんどい。
 
もうひとりの岩本照 ふっか
出会ったときの印象は最悪。でも今や互いを「もうひとりの俺」と語る、絵に描いたような王道シンメ・いわふか。この状況下だからこそ、それがパフォーマンスに色濃く現れていました。
スノストコラボがあると聞いたときから「これはFire Stormやるよね...」と友人と噂はしていたんですが、ジェシーと並んで曲のWセンターを務める岩本さんが不在なのにどうするんだろうと思っていました。結果、ジェシーの隣で隊を率いていたのはふっかでしたね。ものすごい安定感と安心感は、ふっかだったからこそだろうと思います。代役はふっかしかあり得なかった。その事実に胸が一気に熱くなります。先頭に立つその姿は、最高にかっこよかった。
てかこーじの言葉通りめちゃくちゃ盛れてましたねふっかさん...キラッキラしてた。
 
 
大変お待たせいたしました。ようやく本題です。阿部亮平さんについてです。
どこが「8割方は阿部くんの話してます」だよ...とお思いかもしれませんが、それはこれから語る分量がえげつないということです(脅してどうする)
 
従来の阿部くんのパフォーマンスの特徴といえば「知的で甘い」ところだと思います。他メンと同様ガシガシ踊るけど、身体の線が細くて手足がすらりと長くて、かつ動きが女性っぽいことが多いから、どこか女子ドルっぽくまとまる。歌声はふわとろで、甘さと色気が絶妙に同居してる。見せ方がかわいらしく、あざといことも重なって、結果として「かっこいい」よりも「かわいい」が勝つ。そんなパフォーマンスです。バキバキのダンスナンバーを踊ることが多いSnow Manの中で、それは唯一無二の武器だと思っています。
一方で、曲がメインで見せたいのは「かっこよさ」であることが多いから、阿部くんの持つ甘さはアクセント的な使われ方をされることが多くて、どうしても曲のメインストリームには乗れていない感が否定できなかったように思います。
 
そんな認識で迎えた公演当日。岩本さんのパートはめめらうさくあたりが担当するだろうと何となく思ってました。対して、阿部くんはなさそう、とも。踊りのポジション的にも、阿部くんの持つパフォーマンスのキャラクター的にも、岩本さんのパートが阿部くんと交わることはまずないだろうと思ってました。岩本さんのパフォーマンスといえば、男らしくて、いい意味で威圧感があって、強靭な肉体から繰り出される迫力満点のアクロバットや、無駄のない洗練された動きが特徴的。歌声も胸を震わせるような低音で、特段叫んだり音を濁したりしなくても、その声の圧だけで相手をねじ伏せてしまえそうなオーラに満ちてる。阿部くんがその代役を務める姿は想像がつきませんでした。
 
始まって1曲目のD.D.。早速、なんか今日の阿部くんめちゃくちゃキレキレだな?調子いいな?と感じ取りました。「気がつけなきゃ次はないね」のときの表情なんて過去イチ良くてビビった。これは私の体感なんですが、外出自粛明けのお仕事(特にグループ内部の仕事)での阿部くんのテンションの高さは目を見張るものがあるように思います。久しぶりでうれしくてはしゃいじゃってます!じゃ済まないような、ハイになってる??ってくらいのテンションぶち上げ。もしかして今日、ハイになって化けた自担を観れたりする......?とさえ思えてきて早速怖くなってきてました(今思えば盛大なフラグ)
 
2曲目 Cry out。まず1番「Hey can you hear me...」のくだりの阿部くんはいつもの「知的で甘い」阿部くんでした。低音だからめちゃくちゃイケ化してるけどね。私の大好きな阿部くん。めめと背中合わせで、まるで男女が掛け合いをしているような、私の大好きなめめあべ。この時点でだいぶ脳が蕩けてしまった。サビで思い切りジャンプして着地、から大きく踊ってみせるのも、いつもの阿部くんでした。そうそうこれこれ、という感じ。この時点ではジャケットをなかなか着直せないラウールをかわいいと思える心の余裕があった。この時点では。
2番の低音ラップはやっぱりゾクゾクしました。阿部くんの低音なんて何回聴いても心臓に悪い。「簡単に溢れるtears」のときの仕草と表情があまりに美しくてガチで息をのんだ。
 
待望のCry outを浴びてしまい既に蕩けきってよく回らない頭で次の岩本さんパートを検索する。ああ、「Let us sing it loud...」の、あのゴリゴリのラップパートか。誰がやるんだろう。佐久間くんかな。「Next phase 繋げmusic」のしょぴアップのあとにカメラに抜かれたのは、なんと自担でした。
 
まさかでした。阿部くんだけはないと思ってた。
だって「叩きつけるように治安悪くガシガシ歌う」ことが求められるパートだよ???阿部くんの普段のキャラクターとは正反対の歌割りが信じられなくて、え?え?と震えることしかできなかった。
いざ始まってみたら文句なしにかっこよくて。あんなにがっつり低音ラップ歌えるなんて。あんな雄を極めた表情できるなんて。衝撃が止まらない。それでいて直後の「Dizzy Dizzy Dizzy」はいつも通りの誘うようなエロくて甘い声に戻ってるから、その切り替えの速さにも度肝抜かれた。降参。
 
最高にかっこよかったです。2日間にわたって私の意識があさっての方向を向いてたのはあの阿部くんのせいです(ガチ)
 
思いがけない形で自担の新たな一面を見られた幸せ。メンバーが欠けた状況なんてない方が絶対にいいけど、今回の阿部くんは「岩本さんが乗りうつったからこそ」見られた阿部くんだと思います。よくよく見直すと、「loud」という単語に合わせてか手をメガホンのように口元にあてがってますがこれはきっと阿部くんオリジナルの見せ方だと思います。岩本さんはこんなかわいいポーズはしないはずです。少なくとも少クラではやってなかった。阿部くんが自らの解釈でそうしたということです。単に岩本さんをなぞるのではなく、自分にあった表現を見つけて披露したということです。何それ最高。
 
恐ろしいことにこの26歳院卒アイドル、ここにきてとんでもない新たな武器を手に入れてしまいました。もう彼は無双かもしれない。
 
 
ここまでで言いたいことの大半は言えてしまったのですが、他の曲の感想も書き殴っておきます。
Snow World:きゅるきゅるかわいい女子ドルあべちゃんが戻っててそれはそれで動揺。曲の終盤、隣に並んだめめを見上げて心底楽しそうに笑いかけてるところが見事に抜かれててカメラさんに心の底から感謝申し上げた。キラキラの笑顔がまぶしい。
MC:こーじの誕生日を率先して声出してお祝いする阿部くん、全世界がスタオベする案件です(大袈裟)
KISSIN' MY LIPS:めちゃくちゃ細かいこと言うと、イントロ流れてるとき斜め後ろから映されてる阿部くんが絶世の美女だった。手の感じとか目線の投げ方とか完璧。しょぴの声に重ねる低音はやはり爆イケだった。あとラップ前のしょぴソロパート中の伏し目の阿部くんがこれまたえげつない美女なのでご確認いただきたい。てか阿部くん身体硬いんだよね???勢いで脚上げしてる感は否めないけどそれにしても綺麗に上がってて柔軟がんばったんだろうなって軽率に涙する......脚上げがソロで抜かれたのうれしすぎた.....
CFB:阿部くんに2度目の革命が起きた。やっぱり今日の阿部くんは違う。明らかに見せ方が変わった。歌い方も変わった。三白眼を活かした鋭い目つきにゾクゾクする。それにひたすらびっくりしてたから2回一度のワンナイトしてるなんて2回目見るまで気付かなかった。もう正確に歌えてるどうこうの次元の話をしている場合ではない。気迫と気合いで乗り切る阿部くんを初めて見た。
 
 
大好きなアイドル・阿部亮平さんの覚醒に立ち会えて本当に幸せです。ありがとうハッピーライブ!!!
このパフォーマンスが歌割り、ポジションの変化に繋がってくれれば...!と願います。やっぱり阿部くんラップめちゃくちゃ上手だから阿部くんにもラップ割り振ってください偉い人〜〜〜〜!!!!!!!!!

 (メンバーのラップの歌い方を素人目で考察した記事をそっと貼っておく)

mylifeismymessage1052.hatenablog.com

 

阿部くんに限らず7人も、今回の非常事態を通して、何かしらの形で思いがけず新たな一面が開花しているのではないかと思います。

そんな9人がまた集まってパフォーマンスしたらどうなるか。今から楽しみで仕方ないです。9人はきっと、今まで見たことのない景色を見せてくれるはず。その日をいつまでも待ちわびています。できるだけ早く来てほしいけどね!8人は寂しいです!!切実!!!