寝ても覚めても

あなたのことばかり。

それでも彼は気高く微笑むから

 【21.02.03 追記】あれからいろいろありまして、Grandeurに対する感情が180°変わりました。

mylifeismymessage1052.hatenablog.com

 

 

待望のGrandeur初披露。テレビでずっとベスアをつけたまま待機してたら、ついに訪れたそのとき。19時台っていうわりにもう20時過ぎてたやんけ!おいベスア!だが自担が司会なので許す!(何様?)

 

それにしても「ミリオンしかとったことのないグループ」っていう紹介はうれしくてニヤニヤしてしまった。ミリオン「しか」ないってスゴいことだよね、もう知ってたはずのことなのに、第三者の視点から改めてそう言われるとそっかあれはやっぱりスゴいことなんだって実感できた。Snow Manに肩入れしすぎてもう彼らのことを客観視できなくなってる......

 

始まってみればバチバチのダンスナンバーだった。私の思うavexサウンド!!って感じ。早いテンポで低音がズンズン鳴ってる感じ、キスマイ兄さんのA.D.D.I.C.T.っぽさを感じたんだけど私だけかな。

そしてらうの「ジャニーズ史上最高難度と言っても過言ではない」という言葉通りの、激しく複雑なダンス!素人目で見てもこれを踊り切る大変さは容易に想像がつく。あの体力おばけたちでもほとんどがリハで踊り切れなかったって何事...?って思ってたけどこれは確かにエグい......みんなの手を重ね合わせる前、カメラに半分背を向け立ったままスタンバイしてる阿部くんが肩で息をしてたのがそのキツさを物語っていた。阿部くんといえばスタミナの管理っていうかペース配分が上手で、パフォーマンス中息が上がってるイメージがない(そう見せないようにしているのかもしれない)ので...。

そんなエグいダンスでもちゃんと揃ってるのがSnow Manだな〜!と思う。ガンガンに体力削られながらもあんな精密なことができてしまうなんてどう考えても異次元。ラスト、どうだ見たか!っていう9人からの気迫を感じたけど私も世の中に対して叫びたかった。どうだ!これが私の推しだ!かっこいいだろ!って。まぁお前がSnow Manに何をしたんだって話なんですけどね...すいません...

 

私の中でこの曲は、今のところ「進化版D.D.」だ。

D.D.初披露から約1年のタイミングで初披露、発売から約1年のタイミングでリリースされるこの曲は、今までとは全く方向性を変えて奇を衒うのではなく、Snow Manとしてやりたいこと、方針はそのままにダンスや魅せ方をアップデートし、この1年の成長を見てもらおうという趣旨のものだろうと思っている。ベスア公式TwitterにアップされたSnow Manのメッセージ動画でも、「パワーアップした僕たちの姿をGrandeurに乗せてお届けできたら」という言葉があった。

 

歌詞に注目してみても、D.D.同様Snow Manの現状とこれからの展望を反映したものになっているように思う。

衝動的に突き進め Don't be afraid

誰よりも高く跳べ Take you to the sky

想像超えた世界をこの手に "The Grandeur"

創造せよ偽りのないジブンの道 Yes

D.D.の「Snow Manの名刺としての楽曲」というポジション、KISSIN' MY LIPSのラップパート、Storiesの疾走感を引き継いだGrandeur。デビューから1年、全速力で日々を駆け抜け1秒だって惜しんで大きく成長を遂げてきた今のSnow Manにしか表現できない曲だと思う。いろいろ小難しく書いてきたが、Grandeurかっけぇ。結局これに尽きる。

衣装は白黒。2色のコントラストを活かしたCDジャケットもモダンでイケてて最高。キッシンでシックとカラフルの2パターンを展開し、Storiesで黒とゴールドを華やかに纏ったのち、モノトーンに原点回帰した、という印象を受けた。まぁD.D.がモノトーンだったかと言われるとシルバーの要素もかなり強かったけどね...スノストが白黒でプロモ展開してたからD.D.は白黒の印象が強い。

 

D.D.っぽさを感じずにはいられなかったのは曲調や歌詞、衣装のせいだけではない。ここからはネガティブなことも書いてしまうので、負の感情を受け取りたくないという方は回れ右をお願いします。

 

 

構成が、D.D.。もうね、D.D.だな〜〜〜〜って思った。

らうがドセンで、いわめめがドーーンと構えていて、佐久間さんが歌い出しで、なべさんがここぞというところの歌唱を受け持って、舘さんは激しい曲調でもやっぱりあの風格を失わないし、随所であべふかの安定感が光る。変わったことといえばセンター、というかそのパートで一番目立つ人が割とくるくる変わるようになったなぁということ。特にラスト、歌なしのダンスだけで魅せるところで康二くんがセンターにいてめちゃくちゃ沸いた。このあとカメラが康二くんメインの引き画からラウールに寄っていったので、やっぱり曲全体を通じて一番見せたいのはラウールなんだなとは思ったけど、それにしてもSnow Manの中ではダンスに苦手意識の強い康二くんが8人を従えて踊る姿はもう本当に本当にかっこよくて胸が熱くなった。

 

歌割りもD.D.を踏襲してた。ちゃんと計算したわけじゃないけど、個人の受け持ってる割合はD.D.と変わらないんじゃないかなと思う。それくらい既視感のある歌割りだった。そう、未だにメロディーも覚えてないくらい馴染みのない曲のはずなのにどっかで見たことあると思った。

歌割りは適材適所だと思っているので、プロがこれでいこう!と判断したものならそれが正解なのだと思う。だからあれこれ言うのはね、違うかなとは思うんですが。正直阿部くんのソロほしかったです。

D.D.キッシンでは曲全体通じてなくて、Storiesの2番ではじめて見つけたシングル表題曲のソロパート。その歌声はすーっと溶けていくようにやさしくて、D.D.キッシンでの低音ハモとは全く違う表情を見せた。阿部くんが優秀なボーカリストであることを知っているからこそ悔しい。2番やCP曲にソロがある可能性だってもちろんあるけど、やっぱり露出の多い表題曲の1番、落ちサビ、ラスサビのどこかにあってほしい。どんなに歌がうまくたって見せ場がなきゃ見つかるものも見つからない。

それでも阿部くんはイントロでくるりと振り返ってこちらに向かって歩いてくるとき「見てろよ」とでも言わんばかりに不敵に微笑んでて最高だったし、1番サビで抜かれたときにはいつも通りカメラにバチッと視線を合わせて挑戦的に微笑んでて最高だったし、長い手脚を活かしたダイナミックなダンスはずっと見ていられる。最高!だからこそ本当に、余計に悔しさが募って...の無限ループ。オタクはこういうとき本当に無力だなと思う。してあげられることがない。オタクの感情はさておいて、本人はどう思っているのだろう。めちゃくちゃ悔しいのだろうか。それとも悔しいって思ってるのはオタクだけ?わからない。仮に阿部くんが悔しいって思ってるとしても彼はそれを絶対に表に出さずにニコニコしてるだろうからどっちにしたってわからない。あぁもう本当に、どうしたらいい?Snowらいふの百問百答前編で「終わったことに対して感想をもらえるのがうれしい」って言ってたから新曲の阿部くんかっこよかったです!ってファンレに書いて送ろうかな。オタクにできることは今の阿部くんを全肯定して好き!って伝えることくらいだな。今度こそ、今度こそと願わずにはいられない。4thの表題曲の1番には、どうか、どうか阿部くんのソロパートがありますように!!!

 

...あ、シャッフルメドレー最高でした...Real Face、どうしても不良になりきれない阿部くん愛しくてたまらなかった。本家に影響されてマイクから指を浮かせたりいつもよりマイクに角度つけて持ったりするメンバーがほとんどの中、普通にぎゅっとマイク握りしめてる姿は後世まで語り継ぎたい阿部くん。最後無責任ヒーローでうしろに見切れたときどした?ってくらい飛び跳ねてんのもかわいすぎ。保護。ただでさえデカいのに跳躍力すごいから嵐さんのうしろでも余裕で目立つのよ...楽しいと飛び跳ねがちなのかわいいね...

 

Grandeurの感想文のはずが結局阿部くんモンペ全開ブログになってしまった。申し訳ない...ついうっかり手癖で...

私の中ではいつでも阿部くんがセンターなのでそれだけで問題はないんだけど、Grandeurめっちゃかっこいいけど、歌割りがすべてじゃないけど、4度目の正直を願わずにはいられない!っていうお話でした。以上!