寝ても覚めても

あなたのことばかり。

見えない誰かを想う、ということ。

10月8日13:00。

 そのとき更新されたとあるブログに感銘を受けて、今こうして久しぶりにはてなブログを立ち上げ、キーを叩いている。

 

10月8日13:00。

 それは、Snow Manデビュー後初の有観客コンサートの初回公演が始まって30分経ったときのこと。目黒くんのブログが更新された。

 その頃私はというと、ちょうど午前の授業が終わったタイミングで、授業中も今頃ツアーが開幕した頃だ、と手元の腕時計の文字盤をぼんやりと見ていた。

 

 開演30分前、観客がずいぶんと集まってきて、ソワソワと浮き足立つ会場。10分前、あたりにほんのりと漂う緊張感。5分前、身支度を整え立ち上がり始める観客たち。間もなくして遠くから聴こえる円陣の声。沸き立つ会場。揺れるペンライトの海。暗転。割れるような歓声。さぁ、幕が開く。

 グループは違えどコンサートの熱狂を知る身からすると、今頃日本のどこかでこれが行われているのかと思うと、羨ましくて、今すぐにでもそこに飛んで行きたくて、でも行ったところでチケットはなくて、俺の手がチケットと豪語するわけにもいかず。何度でも変わらぬ現実を思い知る。そう、私の手にManiaのチケットはない。

 

 もともと学校のスケジュールと折り合わず(それにしても自担の誕生日に試験週間がドン被りなのはどうにかならないものか…学校が動いてほしい。無理だけど)、ご時世的に県を跨ぐのも憚られ、応募フォームの中にアクセスすることすらなく、応募締め切りを迎えた。

 仕方のないこととはいえ、悔しさが募る。いや仕方ないけど。コロナがなくたってきっと応募できてないけど。

 

 学校のスケジュール上、コンサートはじめイベントごとに応募すらできない。やっと応募できたとして当選しない。そんな経験は嵐で山ほど積んできた。だから、1回や2回応募できなくたって、当選しなくたって、割と何食わぬ顔で過ごしていけるだけのメンタルは持ち合わせているはずなのだ。

 そんな私がSnow Manでもろにダメージを食らっているのは、やっぱりデビューして間もないからなんだと思う。何をするにしたって、特殊なご時世も手伝って「はじめて」がついてまわる。それだけに特別感も増す。はじめては一度しかないから。

 

 それに、一番大きいのは、やっぱり、

 一度、行けるはずだったのに行けなかった経験をしているから、だと思う。

 

mylifeismymessage1052.hatenablog.com

mylifeismymessage1052.hatenablog.com

 

 あのときの忘れ物をまだ取りに行けていない。その未練はとてつもなく大きくて、今でも、うん、今言ったとてどうしようもないけど、すごく、すごく悔しい。思い出しただけで、つらい。

 デビューコンサートのときも、そのあとも、あのとき観客のみんながいてくれたらって、メンバーは口々に言ってくれたし、それはうれしい。それだけに、その夢がようやく叶うというときに、9人の視界に私は存在しないということが、苦しい。私、そこにいるはずだったんだけどなって。

 

 だから、日々メンバーから発信されるコンサートの準備進めてるよ!っていう報告のあれこれが正直苦しかった。それで苦しいと思ってる自分が惨めで大嫌いで。9人にとってはうれしくてワクワクでいっぱいの毎日の1ページを切り取って教えてくれてるのに、それ読んで喜べないなんて。私どこまでねじ曲がってるんだろう。

 

 いざ始まってみれば案外楽になるだろうか。そんなことを思いつつ迎えた初日。初演が始まる時間。今頃横アリは真っ白なペンライトの光に包まれているだろうか。

 

 授業が終わって昼食をとって、午後の授業に備える。何気なくTwitterを開くと、誰かがすの日常を更新したようで、「すの日常」がおすすめトレンドに上がっている。

 そしてこのブログに出会うのだ。10月8日13:00更新の、めめ日。

 

 アイドルは本来、目の前にいる人を幸せにする職業だと思う。

 コンサートも舞台もそう。目の前にいる観客をいかに楽しませ、沸かせ、いい思い出を作って帰ってもらうか。それを第一に考えるお仕事。

 だから、コンサートに参加する人に向けたメンバーからの連日のメッセージは当然のもので。実際に会場で会うことになる人と日々一緒に気持ちを作っていくほうが、当日活きてくるに決まってる。

 

 だからこのブログにはびっくりした。そして、教室でうっかり変な声を出しかけた上に泣きそうになってしまった。

 ツアー初日の、初演の、開始30分後にまさか、「会場にいなかった人だけのためのブログ」を上げるなんて誰も思わない。

 

 思えば、目黒くんは折に触れて、今回会場に行けない人に向けたメッセージを発信してくれていた。パンフレットもそう。(Maniaのパンフレット、写真もテキストも最高なので購入迷ってる方は本当に買った方がいいです。マジで。)

 私は阿部担でありながら目黒くんのブログが大好きなのだが、その一番の理由が「泣けるほどあたたかい」からで。彼の文章は優しさと思いやりと想像力に溢れている。誰のことも下げずに、持ち上げる訳でもなく、素直に真っ直ぐに、今思っていること、考えていることをゆっくりと、のんびりと綴る。そして、見えないブログの向こう側を想像して、こちらに言葉を投げかけてくれる。最近俺はこうだけど、みんなはどう?元気?こちらの体調まで気遣ってくれる文章が泣けるほどあたたかく優しいのだ。どんなに気分の落ちた日でも、めめ日を読み終えたときには、明日も頑張ってみてもいいかな、という気持ちになっている。心が自然と前を向いている。

 

 10月1日にすの日常が自由更新になって、「更新したいときに更新できる」ようになったのを、この上なく上手に使ってくれたことで、私はもう、めちゃくちゃに救われた。だって、かっこいい、だよ?顔も見えないし会場に行く訳でもないオタクのこと、かっこいいって。それをちゃんと言葉にしてくれることが、該当のファンにとってどんなにうれしいことか。目黒くんに見せて恥ずかしくない人間になろう、と背筋が伸びた。午後の授業が始まる。会場から遠く離れた学校で、私も汗を流す。

 

 

目黒くん。

 その見つめる広い広い世界の片隅に、留守番組を見つけて、思いやってくれてありがとう。それをちゃんと言葉にして、ブログに乗せて伝えてくれてありがとう。一生忘れられないブログになりました。

 いつか絶対に会いに行きます。待ってるね、って言ってくれたのも、本当にうれしかった。生きてればいつか会えると信じて。そのときが来たら、全力でありがとうを叫ばせてください。

 

 Mania、開幕おめでとうございます。どうか無事に全日程完走できますように。

 

Grandeurをいつの間にか全力でヨシヨシしてしまっていた話。

すっかり出遅れたが、Grandeurの感想を書こうと思う。

今までシングル発売前にラジオ等で先行して音源が解禁されたり、歌番組でパフォーマンスが初披露されたりと、何かをはじめて見たり聞いたりしたときに、その興奮をブログにぶつけたことは幾度となくある。(前科の数々はアーカイブからどうぞ)(誰が読みたいん...)

一方、いざ実物を手にするとそれで満足してしまって、特典映像を観たりして楽しんだとしてもその気持ちまで文章に起こそうとは思わなくなってしまう。これが普段の私。

 

だけど今回は違う。その大きな原因は去年11月にアップしたブログにある。

このときGrandeurに対して抱いた感想と今思っていることがあまりにも乖離していて、このギャップをどうしても放っておけなくなり、今こうしてGrandeurへの感情を文章にしている。今後、このブログの主はGrandeurに対してマイナス感情を抱いているんだと思われ続けるのは私の望むところではない。むしろ今、中の人はGrandeurが大好きだ。あろうことか、Snow Manの曲の中で最愛の曲になってしまった。

mylifeismymessage1052.hatenablog.com

 

上で引用したブログはGrandeur初披露を観た直後にその感想を書いたものだ。この内容を要約すると、

・Grandeurかっこいい

・Grandeurは第二のD.D. D.D.と方向性も曲調も歌割りの配分も似ている

・阿部くんにソロパートください

当時は特に3番目の感想がバカデカだった。そりゃ新曲かっこいいけどもうちょっとこう...なかった?っていう。阿部くんがバーンと抜かれたのって1番Aメロのフッフー♪とサビのどっかぐらいで(多分)歴史は繰り返されるなぁと思ったしキッシンで阿部くんが得た勢いがまたここで振り出しに戻った感すら受けた。キッシンのテレビラッシュのとき、あらゆる番組でキッシンを披露するうちに、ソロパートがなくて、ある種「独壇場」と言える時間を持たないはずの阿部くんがどんどんカメラ割りを獲得していく様を観ていたから、そことの落差を感じてしまっていたんだな、当時は。どんどん魅せ方がうまくなって、阿部担じゃない人も披露のたびにあべちゃんやばい!と盛り上がってくれて...という積み重ねというか、阿部くんのパフォーマンス自体もそれに対する周囲の評価も変わっていくのを見ていたから、それがまたゼロからのスタートになっちゃったみたいで悔しかった。要するに拗ねてたんです。いくら阿部くんのパフォーマンスが進化していたとしても、映らなきゃ、歌わなきゃみんなに伝わらないじゃんって。で、そのテンションであのモンペ全開のブログを書いた。(あれは間違いなく当時の本心なので、あれはあれで残しておくつもりです。ただ、かなり気持ちが変わったのでこの記事のリンクを追記しておこうと思います)

 

私の気が大きく変わったタイミングはやはりフル解禁のとき(=YouTubeでMVが公開されたとき)だった。

びっくりした。2番まで公開してくれると思わなかったし、阿部くん、2番のサビをソロで歌うし。てか歌割りの増え方がすごくて感動した。

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「困難に飲まれて傷ついた君の夢」「運命さえ超えた夢を掴みに行こう」どちらも阿部くんにぴったりの歌詞だと思った。たまたまだとは思うけど、どちらもネガティブな要素を含んでいるのが、阿部くんのあの儚げでやさしい歌声にマッチしている。困難に飲まれて傷ついた夢と、本来そうなるはずのシナリオ(運命)も超えてでも掴みたい夢。何かを主張したいときに、いったんそのネガティブな面を認めた上で、それでもなおこれがいいんだ、と主張を展開すると効果的、というのは有名な話だが、ここにもそれに通じるものを感じる。戦闘モード全開!バチバチ!かかってこいやァ!!!って感じの詞よりは、こういうちょっと影を感じる、勢いだけじゃなくて言葉の持つストーリー性で魅せるような詞の方が合ってる。

 

その後各所でパフォーマンスを見るにつれ、そのダンスにも惹かれていった。

(これめためたにカッコいいので、できることなら円盤に入れてほしかった...)

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私はダンス素人で詳しいことは全然分からない。手や足をつける?とかよく聞くがそれが何なのかもよく分かってない。

そんなズブの素人だから、Grandeurに出会って初めの頃は「なんかスゴいことやってる」ぐらいにしか思えなかった。カッコいいのは確かなんだけど、どこがどうスゴかったかと聞かれると、全部です...としか答えようがない。あまりにもハイレベルなことをしすぎていて、とんでもねぇ〜〜〜〜以上の感情が湧いてこない。

ただ、何度もパフォーマンスを観たりプロによる解説動画を観たりしているうちに、そのスゴさが具体的に、ぼんやりとではあるが分かってきた。

(私が観たのはこちら)

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個人によって工夫しようと思えばいくらでも工夫できて個性が出せる細かい振り、巧みな視線誘導、仕掛けられたギミックの数々、それを見事にこなす9人のポテンシャルの高さ......

阿部くんが「9人で1人の身体を動かしてダンスを踊っている感覚」と語っている(ニュアンス)意味も分かってきた。特に1番「逆境の先にあるAnswer」で9人がひとつの大きな装置を演じるかのような振り付けに顕著だ。

Snow Manメンバーの踊り方というのはひとりひとり個性が強い。ズブの素人でもわかるくらい全然違う。だから一見、Snow Manのダンスは個人戦にも見える(そういう見方をしてもおもしろいと思う)。でも、Snow Manの踊りの本質は団体戦だ。身長も体格も踊り方も年齢もバラバラの9人がひとつのチームとして踊るとこんなにも一体感があって、全体としてひとりの人間が踊っているようにすら見える。Snow Manの踊りの特徴として、とにかく揃って見えるということがあるが(CFBや君彼なんて特にすごい)Grandeurはそこの強みを過去最大級に増幅させた作品だと感じる。

観れば観るほどGrandeurが楽しくて、何回観ても飽きない。飽き性で一度リリース期間を終えると2ヶ月は自らその曲を観に行こうとしない私が(本当の話)、2月に差し掛かった今でもGrandeurをまだまだ観足りない!!と感じている。(大型歌番組が少ない時期だから、純粋に観た回数が少ないのでは...?とも思ったが、他の曲に比べてmvもプラクティス動画もマルチアングルも多く観直しているから、結果他の曲とトントンだと思う。)これを書いている今だって観たい。未だかつてここまでひとつの曲に対して前のめりになったことってあったっけ?と思い返すが、ない。

 さらに阿部くんに限って言えば、Grandeurの振り付けがすごくあっていると感じる。キッシンと同じ脚上げでも、決まった場所で脚上げするのではなく、フォーメーション移動も兼ねて脚を振り上げるところ(「創造せよ偽りのないジブンの道 Yes」の「Yes」のところ)なんか特に、脚の長さが遺憾なく発揮されていて大好きだ。Grandeurは全体的に動きが大きい振り付けなので、長い手脚と高身長を活かして大きくダイナミックに踊る阿部くんのスタイルと親和性が高いと感じる。

何より、踊っているとき本当に楽しそうなのだ。 過去最高難度で振数も多くてとにかく動きまくるこのダンスは、さすがのSnow Manでも踊ったあとゼェハァしてるしmvメイキングでは大量の酸素吸引が用意されてたほど。阿部くんは多分体力がある方ではないと思うので(ただし持久力はあると思う、一定レベルの力を長時間発揮し続けるのが上手な印象)Grandeurを踊るときは結構ギリギリの勝負をしているのではないかと思う。さっき言ったような、大きくダイナミックに踊ってみせる阿部くんのやり方だと余計に。D.D.やキッシンは計算され尽くした、ある種予定調和的な、演出された阿部くんを感じるのだが(そこの作り込みが毎回丁寧なのが好き)、Grandeurの場合、気力で乗り切ってる感があってゾクゾクする。'19年の音楽の日やハピライ終盤の阿部くんに近いものを感じる。

やっぱり出会ったときの衝撃がすごかったので、2019年音楽の日の「ひらりと桜」にします。これ観て阿部くんのパフォーマンスに惚れ込みました。(中略)もう本当に!このときの阿部くん!楽しそうなんです!緊張してるはずなのに、それすら気持ちと曲への愛で吹っ飛ばしてる感じがする!!!

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やっぱり今日の阿部くんは違う。明らかに見せ方が変わった。歌い方も変わった。三白眼を活かした鋭い目つきにゾクゾクする。それにひたすらびっくりしてたから2回一度のワンナイトしてるなんて2回目見るまで気付かなかった。もう正確に歌えてるどうこうの次元の話をしている場合ではない。気迫と気合いで乗り切る阿部くんを初めて見た。

阿部亮平さんが覚醒してた。 Johnny's World Happy LIVE with YOU Day6感想 - 寝ても覚めても

 CDTVライブライブのパフォーマンスの「困難に飲まれて傷ついた君の夢」なんて最高だった。カメラに噛り付くようにぐっと寄って、カメラの向こうにガツガツ思いをぶつけてくる感じ。

Grandeurに出会う前と後で阿部くんのパフォーマンスが変わった、と分析されている方がいてものすごく納得した。Grandeurがメンバーも巻き込んで本格的に制作され始めたのは10月のデビューコンサート後。それ以前とそれ以降のキッシンでは、確かに印象が違う。特に12月頭のFNS歌謡祭でのキッシンの阿部くんは革命だった。あれはもう本当に圧倒的にとんでもなさすぎて今でも咀嚼しきれていない代物なのだが、あれはGrandeurの影響を受けたからこそのパフォーマンスなのだと説明されると納得がいく。

 (そのブログ様を貼らせていただきます。深く丁寧に考察を展開されていらっしゃるのでぜひ読んでみて......)

snow-186cm.hatenablog.com

 これ以上語っても止まらなくなるのでGrandeurのダンスについて言及するのはこれで終わりにするが、最後にひとつだけ。Grandeurのダンスはとてもとても複雑なはずなのに、どこかキャッチーでもある。私と一緒にオタクしているダンス素人の母(阿部担)が「これなら踊れそう」とかとんでもないことを言い出したので「それ絶対外で言わないで」と強めに釘を刺しておいたのだが(実話)、確かに、はじめは複雑怪奇にしか見えなかったはずの振りが観るうちに不思議とキャッチーに見えてくる。それが母の「何か踊れそう」という感想に結びついたのではないかなんて思う(ちなみに母は君彼の振り付け講座を見て難しすぎと音を上げたレベルの人である)。視覚的には頭に残りやすいけど、簡単には真似できない複雑なことをやっている、というのがこの曲のポイントなのかもしれない。視覚的にも手に負えないと私みたいなダンス素人は「よくわかんない」で片付けてしまいかねないし、素人でも簡単に真似できると(それはそれで楽しいが)ダンスのプロ集団であるSnow Manが踊る意味が薄れてしまう。そこの絶妙なバランスがとれているのがいいなぁと。

(どうでもいい話だが私の好きな振り付けはサビの「It's a grandeur... Hey yeah...」のくだりとサビ前の銃を下に構えるような動きとイントロ・アウトロで横一列になるくだり。母は「take you to the sky」の「sky」の振り付け(両腕を鳥の翼のように広げるアレ)をいたく気に入っている。キャッチーゆえに「なんかすごい」で終わらず「ここが好き!」というポイントを素人でも見出すことができる楽しさがありがたい)

 

そしてついに実物が手元に届き、ずっと心待ちにしていたマルチアングル映像を観て、私は阿部くんにまた狩られて、いや、伐採されてしまった。体感1127万回目の伐採。

結論から言うと(以降ネタバレ注意)阿部くんはアウトロで口パクで「ありがとう」と言ったのだ。

youtu.be

この動画で(秒数指定してあります)佐久間くんが「KISSI'N MY LIPSでもあべちゃんはやってるから!」と言っているように、マルチアングルの中で阿部くんがカメラに向けてファンサをするのは恒例となっている。(てか佐久間くんあなたもキッシンではやってるからね!!?誰かツッコんで!!!)

 微笑んだり、投げキスしたり、ウインクしたり、その前科の数々は思い出すだけで顔が赤くなってしまいそうなほど甘さに満ちている。今までの私はそんな阿部くんを観て「やだもうこんなことしちゃって〜〜かわいい〜〜......」と悶えまくっていたのだが、今回に関しては「カッコいい」という感想がまず先に来た。ていうか現時点で抱いている感想も「カッコいい」なのだ。

これはファンの勝手な想像なのだが、阿部くんはマルチアングルを「自分を観てくれるファンに対してだけファンサできる格好の場所」と捉えていると思う。当然、マルチアングルは各メンバーをチャプター指定しないと観ることができない。阿部くんは、Grandeurの初回盤Bを手に取り、そのDVDを再生し、9人分のマルチアングルとディレクターズカット版のmv、特典映像が収録されている中で、阿部くんのマルチアングルを選んで再生し、しかも最後まできちんと観終えてくれた人にプライオリティを置いているのだ。

阿部くんのコンサートでのファンサがすごい、というのは有名な話だが(私はSnow Manのコンサートにまだ行ったことがないので先輩方の体験談を聞いたにすぎないが)、そのサービス精神がマルチアングルの場でしっかりと発揮されている。自分のマルチアングルを再生し最後まで観てくれた人は、きっと自分を普段から支えてくれている人もしくはこれからそうなるであろう人だということを阿部くんはよくよく分かっていて、だからこそマルチアングルでできる限界の範囲内で画面の向こうに思いを届けてくれた。私は勝手にそう解釈している。しかもGrandeurの発売日はデビュー1周年の2日前。Snow Manとともに駆け抜けたこの怒涛の1年間を思うと、ますますこのメッセージが沁みてくる。これは「あざとい」という言葉ひとつで片づけられるようなことではない。デビュー1周年を目前に控えた阿部くんからの、ファンに向けての全力のファンサだ。阿部くん、めちゃくちゃプロだ。アイドルだ。最高にカッコいい。計算を超えた気迫と気力のダンスの後に(ただこの間も要所要所でちゃんとカメラと目があっていて表情管理も完璧なあたり、アイドル根性を感じて痺れる)またこうして事前に考えていたであろう演出をぽんと入れてくるあたり、もうこちらとしては両手を上げるしかない。降参。一生ついていきます。

 

この日々の発見と興奮の積み重ねで、Grandeurは私の中で、Snow Man史上最愛の曲になった。

他の収録曲も良曲揃いで最高なので簡単に感想を書いておく。

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 Big Bang Sweet、最初に聴いたときに「これ阿部くんの得意分野なのでは...」と早々に察していたのだがやっぱりそうだった。岩本さんが「阿部はこういうのがやりやすいのかなと思う」と言っていた通り、甘くてポップな曲調とキャッチーで愛らしい振り付け、ショッキングピンクを取り入れた衣装に至るまで阿部くんにぴったりハマっていた。メイキングでは阿部くんの登場率が高くてびっくりしたし、この曲を気に入っていて自分に似合うと自覚しているのが見て取れるインタビューがしっかり収録されていて、えいべたんもこの曲は阿部くん推しなんだ...と思うとうれしかった。ピンクのフリフリが両肩についてる衣装を着こなせる27歳男性は奇跡。(時折登場する普段着っぽい衣装は絶妙にリアコ、阿部くんプライベートで本当に着てそう。胸元のチョコみたいなペンダントがかわいくてそこばっかまじまじ見ちゃう)

さくらうの愛らしさ・表現力がすごくてびっくりするし(曲に入り込む能力がずば抜けてる)ちょっと照れ気味な(個人の体感です)3Bもいいし振り付けてディレクションまでこなす岩本さんはかっこいいし曲を問わずゆったり優雅に踊る舘様はさすがだし康二くんはアイドル全開でかわいー!!となる。Snow Manが甘々な曲を歌うとこうなるんだ!って新発見で楽しい。何回も観ちゃうし聴いちゃう。

 

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ついにあのナミをが音源化!!!うれしい!!!しかもmvまで!!!

Snow Man、いつの間にカフェと倉庫とデカい客船を借りられるようになったの...と感動した。お金かかってる!客船の甲板(っていうのかな)で9人集まって歌うところなんてめちゃくちゃ絵になってる。まるで映画のワンシーン。

少々強引な()ストーリー展開でもそれなりに納得して見られるようになったのはSnow Man出演の作品に触れてきたからかな。 Snow Manファンが受けてる特殊な訓練ってこれのことか?(??)(初回盤Aの特典映像参照)

 

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すっごい好きです。Grandeurと並ぶくらい好き。阿部くんの表現に影響を与えた点とマルチアングルの件のことがあるからGrandeurが1位だけど、仮にそれがなかったらエビシンだったと思う。

もともとこういう「失って初めて気付いた大切さ」を歌った曲が好きだからというのが大きいけど(ちなみに嵐だとサヨナラのあとで、Tell me whyが好きです)、9人がそれぞれバラードを歌うとこうなるんだっていうのが分かる歌割りなのが本当にいい。全体としてソロ歌唱が多くて、ひとりひとりの声がしっかり聴けるのがありがたい...!

しょっぴが会報で「2年目のSnow Manは歌でも評価されるようになりたい」と言っていたけど、この曲はそれを叶える大きな要素になりそうな気がしてる。

 

というわけで全曲最高なんでまだ買ってない方はぜひ買ってください。ここには書いてない特典やらボイスドラマやら(声優か?)たくさんあるので。

 

最後に阿部担のエゴを叫んで終わりとさせてください。

4thシングルもしくは1stアルバム表題曲では、ワンハーフ尺のどこかに阿部くんのソロパートをください!!!!!(結局そこ)

 

 

ありったけのありがとうと大好きにリボンをかけて。

2021年1月22日。昨日、Snow ManSixTONESがデビューしてから1年が経った。

 

昨日、1年前の気持ちを思い出したくて、DVDに焼いて大切に保存してある、デビュー当日の朝のZIP!を見直した。緊張と喜びとこれからへの期待感が混ざり合った表情をした15人を見ていると、あの日祈るような気持ちで画面を見つめていた朝のことを思い出して、懐かしいなぁ...と思わず呟いた。

 

メンバーも、9人を近いところで支えてくださっているスタッフさんも、遠くからエールを送り続けるファンも、この1年間ずっと全力だったなぁと改めて思う。

うまくいったことよりも、うまくいかなかったことの方が多かったこの1年。あんなことにならなければ、こんなはずじゃなかった、どうしてよりによって今年に。やり場のない悲しさ、悔しさに心が砕けそうになったのは、私だけではない。まして9人は、夢の舞台に立つはずだった張本人。息を潜めて演技に見入る観客も、一面のペンライトの海も、心を支える歓声も、笑顔も、9人の前にはなかった。舞台に立つことを生業とする彼らにとって、それがどんなに辛いことか。

それでも、現実の彼らは笑いと希望を日々届けてくれた。9人はどこまでも光だった。家にこもるしかない日々に、心を動かし続けてくれる存在がいてくれたことがとにかくありがたかった。見つめる画面はいつも一緒でも、その向こうに広がる景色はいつも違っていて、そのとき限りのきらめきが確かにそこにあった。それが日々楽しかった。こんなパジャマ着てるんだ、こんな料理作るんだ、部屋にはこんなインテリアがあるんだ......webの期間限定コーナー「すのとStay Home」 (この響きも既に懐かしい)では、普段では知り得なかった情報が知れてワクワクしたし、あまりに単調で曜日感覚を失いがちだった中、毎週水曜日17時にすのちゅーぶがアップされることは数少ない楽しみのひとつだった。それに、ブログ更新もそれスノも。定期更新のコンテンツにここまで救われた気持ちになったのはあの時がはじめてだったな。

舞台に立てなくたって、彼らは日々人知れず成長していてもっともっと魅力的になっていく。それを思い知ったのが、Snow Man ASIA TOUR 2D.2D.と滝沢歌舞伎ZERO2020 The Movie。Snow Manだって人間だから、外出を制限され、レッスンも受けることもない自粛生活が明けたあとの身体はやっぱり弱っていて、それでもその身体に鞭打って、私の想像なんかとても及ばないくらい壮絶な稽古を経て、ステージに立つ彼らの姿はもう本当に本当にかっこよくて眩しくて。カメラの向こうにだってこんなに熱量を届けることができる人たちのパフォーマンスを生で見てしまったら一体どうなるんだろう...と、今から楽しみであり、ちょっと怖くすらある。

それに、自粛期間中にも、9人で活動できない間も、着実にチャンスを掴んでいく姿が頼もしくて。個人の仕事が決まったり、中国語の勉強に励んだり...時間をただ持て余すんじゃなくて、さらに飛躍するための準備期間とするその姿勢が、苦しい時期にもお仕事を呼んできたんだと思う。

 

それでもやっぱり、9人揃って舞台に立つ彼らに勝るものはなかった。

Snow Manは強い人たちだから、9人揃ってないからってへこたれることはない。でも、やっぱり9人揃わないと最強ではない。

Snow Manは9人揃ってはじめて完成する、ということを何度も何度も再認識させられた1年だった。

 

私が好きな言葉に、「ひとりよりもふたりが良い。共に労苦すれば、その報いは良い。」というものがある。これは、旧約聖書に収録されている「コヘレトの言葉」の一節だ。

私はクリスチャンではないが、中高とキリスト教系の学校に通っていて、これはその学校生活の中で知った聖句のひとつ。聖書は遠い昔からずっと読まれ愛され続けてきた本というだけあって、たとえ聖書を聖典とする宗教を信仰していなかったとしても、共感できたり教えられたりするところが多くある。6年間でたくさんの聖句に出会ったが、これがダントツのお気に入り。

「#ひとりじゃないって最強だ」というGrandeurのキャッチコピーを目にしたとき、私の頭にこの聖句がよぎった。ひとりでできることだってたくさんあるだろうけど、誰かと一緒ならもっと大きなことができる。ひとりじゃないことは最強の武器になる。

この聖句はこのあとにこう続く。

「倒れれば、ひとりがその友を助け起こす。倒れても起こしてくれる友のない人は不幸だ。

更に、ふたりで寝れば暖かいがひとりでどうして暖まれようか。

ひとりが攻められれば、ふたりでこれに対する。三つよりの糸は切れにくい。」

この言葉が、今の私にはデビュー1年目を肩をがっちり組んで駆け抜けた9人の姿そのものに見える。助け合い、あたためあい、共に困難に立ち向かう。一見綺麗事のようにも見えることを、9人はごく自然にやっている。この冷え込んだ世の中で、その姿は確かにたくさんの人の心を癒し、元気付けている。現に私もそのひとりだ。

 

ひとりじゃない。9人だけでもない。ファンだけでもない。Snow Manの強みはそこにあると、1月20日のアニバーサリー記念生配信を見ていて改めて思った。ファンが9人を思うように、9人もまたファンを思っている。それを確認できてうれしかったし、9人とファンが思いを共有できる環境にいることの幸せを噛み締めた。タレントがファンのチャットを見てコメントを拾ってメンバーと共有するなんて、つい数年前までのジャニーズでは考えられないこと。ファンの思いがダイレクトに届くということは、それだけタレントが心ないコメントに傷つく危険に晒されるということでもある。あの企画が生で実現できたこと自体、メンバーとファンの関係性への信頼の現れだと勝手に思っている。

配信のあと投稿されたweibo。

https://m.weibo.cn/status/4596139351347361?

「生まれてきてくれてありがとう」なんて、親にも言われたことのない言葉を、本気で愛する推しから言ってもらえる幸せ。この1周年は、9人がその努力で掴んだもの。それでも9人はそこに、ファンを加えてくれる。一緒に喜ぶのはファンの勝手、ではなくタレント側からその輪に誘ってくれるあたたかさ。「そんなのこっちのセリフだよ......」と言いたくなるような言葉ばかりで、何度読み直してもうれしくなってスマホを抱きしめてしまう。こんなの、いつまでもどこまでも応援したくなるに決まってるじゃん。

 

メンバーが9人いて、それぞれ他方面で活躍してて、YouTubeで動画配信もしてて、ハマる間口が広くて、かつ9人揃ったパフォーマンスは世界を本気で目指すクオリティで、ちょっと興味が出て手を伸ばしたCDやDVDは内容が濃くて、いざ本気で好きになったら心をがっちり掴んで絶対に離さない。こんなのハマらない方が難しいって。9人がこれから年月を重ねてどのように飛躍していくのか、楽しみで仕方ない。

 

 

ちょうど今日、D.D.のmvが再生回数4000万回を突破した。めでたい!幸先のいい2年目のスタート!

www.youtube.com

 

Snow Manには、2020年に残した忘れ物がたくさんある。

観客を入れた滝沢歌舞伎にコンサート、紅白初出場。2021年はそれを取りに行ける1年になってほしいと切に願う。

前2つは現状を考えると難しいだろうけど、佐久間くんが「2021年、絶対生きてみんなに会う!!」って言ってくれたから、こちらもそれをずっと願い続けるし、積極的に口に出していこうと思う。言霊ってあると思うから。

 

何より、9人にはずっと幸せでいてほしい。

そして、ずっと一緒にいてほしい。だって一緒にいるときの9人が本当に心の底から楽しそうだから。メンバーに会えなくてさみしいなんて、個人仕事が忙しすぎるから、以外の理由で感じてほしくない。

 

家にこもりきりの毎日、自分たちだって辛かったはずなのに、笑顔を届けてくれてありがとう。望まない形であらゆる幸せや楽しみが失われた日々に、変わらない喜びと潤いをくれてありがとう。勇気をくれてありがとう。いざ本当に訪れた嵐の活動休止の現実にしおれた心を、たっぷりの供給と愛で満たしてくれてありがとう。

その団結力が、チームワークが、一糸乱れぬダンスが、重なり合い響き合う歌声が、9通りの個性と情熱が大好きです。

とても言葉にしきれないほどのありがとうと大好きを、日々拙い文章とイラストに載せて、9人の目に入るかどうかはわからないけど、これからも発信していきます。Snow Manを高く押し上げる、大きなうねりの一部になれたらそれでいい。それが私にとっての幸せです。そしていつか、ペンライトの海の中の一点の光になって、9人を照らすのが今の私の夢です。運命さえ超えて、いつか絶対に掴みたい夢。

 

Everything is everything with you.

どうかこれからも末永くよろしくお願いします。今までもこれからも、9人のことが大好きです。

 

 

 

滝沢歌舞伎ZERO2020初見感想①前半編

12月4日、ようやく滝沢歌舞伎ZERO2020済の世界に来ることができました!

映画化してくれたおかげでチケ運皆無の地方民でも早期に履修を叶えることができました!ありがとう!観終えたあと、一緒に観た佐久間担と康二担と2時間弱語り合いました(体感20分)オタクとあれこれ語るのたのしいね。あっ私は阿部担です

 

以下、ネタバレしかしてません!お願いだから未鑑賞の方はここでUターンして!ネタバレ踏まないで観た方が絶対に楽しいから!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

...おけ?未鑑賞の人いない?大丈夫ね?

それでは、阿部担がギャーギャー騒いでるだけの備忘録、スタート!

※あべさんへの愛が大変重いです!!

 

■たきざわかぶきぜろ(週替わりマナー映像 劇場によっても違うらしい)

クレヨンで書かれた「たきざわかぶきぜろ」(しかもご丁寧にメンカラ9色...笑)がちびっこたちの声に合わせて踊る。この声やったの誰?やっぱ忍者?漂うWYHの気配...

・おしゃべりはダメ

金さん銀さんがいつものテンションでワーワー言ってるwwwこの時点で腹筋崩壊、ほんとむり。格好と映画館のシートの組み合わせがミスマッチすぎてウケるしワイプで注意に出てくるお丸さんも地味に顔芸しててめちゃくちゃ草。なんでまわりこんな静かなの?みんな笑いを内に秘めすぎじゃない?真面目なんだね?

・むだにみつはダメ

むめらが汽車ぽっぽ(伝われ)で入場→官兵衛、半兵衛が座る→官兵衛が左膝ポンポン→以蔵がそこに座る→3人でおもむろに肩組み→そのままぎゅ〜〜〜〜〜〜っと密着

いやこれただの普段のむめらやんけ!!かわいい!!人斬りの空気感どっかいった!!かわいい!!!

・ペットをつれてきたらダメ

「ペット」の字が見えた瞬間フッ...と笑いが漏れる劇場内。みんなあべぞうには弱い模様。はじまってみれば徳俵さんがあべぞう連れてて笑いが止まらんwwwww全編の中でここが一番笑ったかもしれない、あべぞうに首輪とリード(ただの白い紐だけど)ついてるのも草だし2人がキャッキャしてるのも草www思い出しただけでニヤニヤしてしまうwwwあんなエヘエヘしてる徳俵さんはじめて観たむりwwwwww

・たのしまなきゃダメ

団子屋の前で9人勢揃いで「あとは、楽しまなきゃダメ!」と一言。呑気に笑ってたけどいよいよ始まる始まってしまう〜〜〜〜あ〜〜〜〜〜.........

 

1. OP

無人新橋演舞場を俯瞰で映すカットに英語で「世界中にエンターテインメントを届け続ける」的なことが書いてある(多分) それから画面はティザーやキービジュで見たことのある例の未来都市にうつって「もうこれ以上、悲しい街はない」的なことが書いてある(多分) あまり自信ないけどコロナの影響を受けてる今の状況を反映したメッセージだったことはわかる。

そして舞台は将聖くんの部屋へ。薄暗い部屋の中、ひとりでいろいろ本を読もうとするけどそれもつまんなくてイライラしてる。そこに突然現れる白マスクの男(ラ○ァエルそっくり)と外国人のお姉さん。ここまではただのホラー映画。怖がらせ驚かせの類が苦手な私、ここまで薄目で鑑賞(ビビリ) 微笑むお姉さんに目線で促され、1冊の本を手に取ると表紙には「滝沢歌舞伎」の文字。それを開くとパァッと光って異世界へ...っていうよくあるやつ。

目を開けると○ターウォーズに出てきそうな乗り物が2人を乗せて海面を滑ってる。ずっと向こうには未来都市が...なるほどこう繋がるのか...で、なんかお姉さんが英語で語り出す、これほぼ聞き取れなかったけど

・これは日本のエンターテインメント 喜びや悲しみ、あらゆることを表現している

・私とあなただけが知る世界

的なことを言ってた気がする。重要なメッセージが込められてたんだろうけど...和訳がほしい...

それを聞いた将聖「僕だけが知る...未来都市...?」

将聖今の英語聞き取れたんか...その年齢ですごい...(感動するのはそこじゃない)

このまま乗り物で未来都市の岸まで行くのかと思いきや2人で海にドボン。いや向こう着くまで待たないの!!?

すると未来都市を上から舐めるカットへ。無機質な街並みの中、ひときわ目立つ木組みのタワー。ここが物語の舞台...?

 

2. ひらりと桜

キターーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!大量の桜吹雪、ピンク×白の衣装、全て健在!!予告で存在は知ってたしOPだろうなとは思ってたけど、映画館の大きなスクリーンと音響でちゃんと観ると感動がすごい!!!!めちゃくちゃ綺麗......永遠に見ていられる......

舞台にはない大胆な寄りのカットやあおりのカットもあって楽しみが倍増。めめあべシンメのあおりカット麗し......円になった9人+バックの中央や外側にカメラを置いて、ぐるっと回して撮影するやつ(伝われ)は今までにないカットで新鮮!ひとりひとりの表情をしっかり見れるのがいい!舞台じゃありえない見せ方だから、これは映画ならではだな、と。

私はひらりで阿部くんに惚れた女なので、やっぱりこの曲は一際感慨深かった。やっぱりひらりの阿部くんは最強。ぱっと弾ける心底楽しそうな笑顔、観客に熱量を届けようとするその心意気...全てがたまらない。阿部くん優勝です...大好き...

曲が終わったあとの舞台に将聖くんとお姉さんいた...ダンサーさんと桜吹雪が舞う中、将聖くん楽しそう。海中からどうやってここに来たのかは知らない。

 

3. 九剣士

影山くんの語りからスタート。モノクロの語りのように、力強くて観る者の心に確実に爪痕を残す語り。今回も迫力がすごい、さすが...一気に世界観に引き込まれる。

トップバッターは康二くん!鋭い眼光に射抜かれる...動き始めると、立ち回りにはいい意味で重みがあって存在感があった。見応えがすごい。基くんが最初に斬られて、そのあと刺さったままだった剣を抜かれてた。特に基担!ってわけでもない私が鮮明に覚えてるくらいには印象的なシーン。奏くんも映ってておっとなる。いんぱくちゃんだと奏くんが好きです、はい。

次はめめらう。2人並んだ登場シーン、顔面が強すぎる。めめは半兵衛っぽさを感じる演技だった。人斬り楽しい〜!っていうあの狂った笑み。立ち回りはパワー全開で、勢いと力強さがすごい。らうはシンプルに手脚が長いから剣持ってバシバシ動くだけで映える映える...美...って思ってたら終わってた。殺陣に必死に食らいつく感じがとてもよい。若さ!

あべふかいわは「安定感」だった。映画版パンフでスタッフさんが表現されている通り。この3人の組み合わせは滝沢監督の提案らしい...ほぉ...。岩本さんのアクロバティックな動きがとにかく強ぇ、パワフルな立ち回りでまさに無双。ふっかさんは巧みな剣捌きが光ってた、貫禄!いわふかは動と静。阿部くんの立ち回りは凛としていて綺麗、観るたび思う。あんなに細くて華奢な身体のどこからその大きな動きが...っていう驚きが毎回ある。阿部くんが剣を振ると血しぶきのかわりに花びらが舞うイメージ。綺麗なんだよなほんとに...王子様っていうよりはヒロインが剣振ってる感じ...(全力で褒めてる)切実さだったり揺るぎない覚悟が人一倍伝わってくる立ち回りだなと感じています...阿部担のバイアスがかかりまくってる自覚はある。次いこう。

舘さんはもう圧倒的に綺麗!!!!!!繊細さとほとばしるエネルギーと確かな技術が同居してる。立ち回りのプロ...合間にアクロを織り交ぜてもやってます感がなくてごく自然なのがすごい。流れるように斬って回ってためてまた斬って...舘さんになら斬られてもいい..(???)

さっくん唯一の二刀流で目ひん剥いたし圧倒的おいしいポジにため息出た、最後に全部かっさらっていくタイプじゃん。2本の剣を巧みにさばきながらアクロもして...すごい...すごいとしかいえない... しょぴはさっくんが斬って倒した人の胸を容赦なくぶっ刺してとどめを刺したり、パンフでスタッフさんがおっしゃってたように「残酷な」立ち回りが印象的だった。冷酷で仁義の欠片もない冷え切った(でも実は青い炎がメラメラ燃えてる)目にゾクゾクした......

ラストは戸板パッタン(あべだてふか)から全員で斬り合い。いやもう余裕で目が足りん。レッツ自担を探せタイム!いわふかが共同作業でひとりを倒したり声を荒げまくるメンバーがいたり。岩本さんとさっくんと舘さんの存在感が特にすごかった印象。

と思ったら最後。最後に事件は起きた。照明が落ち、しんとしずまりかえった舞台上でひとり、床に転がった無数の屍たちを忌々しげに見て「チッ」と舌打ちして去る阿部さん......いや待て待て待て待て待て待て今の阿部さんだったよね待って?????一時停止させて?????無理、息が苦しい、呼吸ってどうやってするんだっけ、待って、あべさん??え??????

 

4. 変面

次はじまったけど何も整理できてない、あんなに治安悪くなるのに大成功してるあべさんをはじめて見たので動揺がすごい......ベスアのReal Faceでも隠しきれない品が溢れ出てしまって全然オラつけてなかったあべさんがあんな......あんな冷酷非道な冷え切った目をするなんて......私知らなかったよ......嘘だ......嘘だ......

それにしても舞台上で舞うお姉さんは綺麗だ......(ようやく画面に意識が向く)青い衣装と踊りと、床に埋め込まれた(?)ミラーボール的なやつでわかった、次は変面

あの至近距離で変面撮られるの緊張しただろうな〜...あれだけしっかり近づいて撮っても隙のない変面、スゴい......

 

5. Maybe

Maybe大好き芸人、白のボトムの裾と足捌きでMaybeだと察しひとり待って待ってと慌て出す。まだMaybeをくらう心の余裕はない。

大好きな大好きなMaybe...ZERO2019の中では一番好きな演目で...今年はボーカルのあべふかが予想以上にしっかり映ったのに驚いたしうれしかった。2人歌ってる間いい表情してるからもっと観たかったな〜......と2019の円盤では思ってしまってたので......儚げで、苦しげで、切実で......2人の甘くてどこか悲しげな歌声とぴったりな表情......もちろん歌詞の内容ともぴったり......やっぱりこの曲はあべふかだから歌える曲だ......

そこにラウールの圧倒的な表現力が加わったら言うまでもなく最強。感じたことを瞬時に踊りにかえてアウトプットできるのは無類の才能だと思う、本当に。さっくんがいないぶんあべふかがしっかり踊ってて、人数が絞られたからこそひとりひとりの見せ場がちゃんと生まれて、伝えたいこともより明確に伝わるようになったのかなと思う。今年も最高でした。

 

6. My Friend

Maybeのラスト、らうが指を鳴らすと星が出てきてMy Friendへ。CGで星の数がエラいことになってる。綺麗。

しょぴの歌声がま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜綺麗。涙を誘う歌声してるよねぇ本当に......決して涙を狙った湿っぽい歌声ではなくって、曲に込められた感情を丁寧にすくいあげて、それをしっかりと自分の中に落とし込んで、あとは自然と自分の思うままに歌声にして届けてるっていうか......しょぴの表現には変なわざとらしさがなくて、そこがすごく素敵だと思う......

舘さんが空中でアイアンフレームにつかまってくるくる回ってたのもすごかったけど正直ちょっとシュールだったのもほんと...(小声)ただ最後の落ちる演出はいくら将聖くんへのつなぎとはいえ縁起でもなさすぎないか...と思ってしまったな...普通に怖かったです...(小心者)

 

6.5 つなぎ

落ちる舘さんの動きにあわせて水中に落ちる人影。顔が映るとそれは将聖くん。あれ?一緒にステージ見てたんじゃなかったの?水中で苦しそうな将聖くん、余裕の表情で手を伸ばすお姉さん。

 

7. 組曲

シンクロ...とは最近は言わないな、アーティスティックスイミングのお姉さんが半球の水槽の中で泳いでる。新登場のパフォーマーさんなので目を引く。

それからバトン、新体操、バレエと女性陣総出のパフォーマンス。キレ〜〜〜〜〜〜〜〜〜.......

そこに花道から現れるSnow Man (なお全員ではない)。岩本さんが舞台を睨みつけると、それに気づいた女性陣のパフォーマンスは何かに駆り立てられるように、繊細さはそのままに激しさを増す。そして画面が切り替わり、ひとりの膝の上にもうひとりの上半身が乗ってるやつ(伝われ)が映る。和楽器奏者の皆さんによる組曲テーマ生演奏!すごい!豪華!!何かを求めて一心不乱に舞い続ける一同......観ているだけで体力気力ともに消耗する激しさは健在。今年は後半から雨(というよりもはや滝)が降り始め全員ずぶ濡れに。最後に雷鳴が轟いてみんなが散るところは去年と一緒。水中で苦しむ将聖くんからの流れ、水槽のカットも含め、総じて「水」「雨」がキーになっているのか...?そのあとは、雨に負けて絶望、という感じ(?)で最後雨の中に倒れ込んだまま絶望と苦悶に顔を歪め、叫び出すメンバーと悔しさを噛み締めるメンバーに分かれてた。叫んだのはしょぴと岩本さんとさっくん...かな...まだいたと思うけど濡れてるのと倒れてるのとで顔の識別が難しかったのでここは曖昧...阿部くんは叫んでなかった、それで解釈の一致。叫ぶって感じじゃないもんな...内に秘めるイメージ...

 

7.5 つなぎ

船の上でゼェハァしてる将聖くん。どうやら助けてもらったようです。お姉さんに「最近どう?」的なことを英語で聞かれて、「友達いないしつまんない。みんな喧嘩してる」的なことを返す。世相が反映されてる...

将聖くんにお姉さんがまたあの本を渡す。それを開いて、弁慶のはじまりのセリフを読み始める。

 

8. 五条大橋

さっくんストーリーテラー。いい声、聞き取りやすい...いやほんといい声だな。説得力がある。足組んでなおあんな姿勢いい人います?普通左右どっちかに身体傾かない?背筋がピーンって床から垂直なままなんですが...どういうこと...?

弁慶は岩本さん!復活!お腹から響かせる低音、相手を畏れさせるには十分の風格...やっぱかっけぇ...!相手の牛若、新くんだと思い込んでたら明らかにワイヤーアクションじゃないキレイなアクロが飛び出してこれはまさか...と思ったらさっくんでした...いわさく...

 

9. 腹筋太鼓

最初、キャストが二手に分かれて獣のように叫び合う。めめらうを皮切りに荒々しく声をあげまくる一同。喉潰しそうなメンバーが何人か思い当たって心配になった...もちろん彼らはプロだし杞憂なのは分かってるんだけど...それにしても心配してしまうくらいの迫力だった。みんな声濁らせて叫ぶから余計にね。阿部くん叫んだだけで折れそうだから相手を睨みつけるだけでいいよ...三白眼で十分雰囲気出るよ...(過保護)

それにしても、めめをトップバッターにしたのは大正解。リミッターを外して全力全開!のパフォーマンスができる人なので、全体を一気に勢いづけるには適任だと思う。岩本さんはシメ要員だし。それにしても岩本さんひとりだけずっと顔が涼しくてスゲェ...笑 やっぱりあの方の筋肉は異次元...

最後の激しいところを除いてずっとムラなく淡々とこなす阿部くんはやっぱりすごい。もっと注目されていいと思うんだけどなぁマジで...。確かに一発一発のインパクトは弱いかもしれないけど、安定して一定レベルのパフォーマンスを出力し続けるのも技術だと思うから。疲れてもそれをあまり感じさせない、パフォーマンスが揺らがないのは評価されにくいことなのかもしれないけど、ものすごい長所だと思うんだよなぁ...こう思ってるの私だけなのかな...こんな男臭くてほぼ精神論だけで成り立ってる演目を仕切ってるのが阿部くんなの、何回聞いてもびっくりするけど、誰よりもペース配分に長けててリズムの覚え方も提案できる阿部くんには確かに適任だよなぁとそのたび思い直してる。

ほぼずっと自担ロックオンだったから他メンのことは言及できない(すまん)

 

 10. Make it Hot

2019でも思ったけどこの流れ情緒が忙しすぎん???まぁそれはね?考えちゃいけないってことで。滝沢歌舞伎は考えるな感じろなんで...

暗めの照明スタートで衣装に施された蛍光塗料のペイントがよく映える!キレイ!あべさくカメラアピが優勝しててまた惚れ直してしまった...めめさく頭ごっつんたまらん好き、結局ああいうわかりやすい密着に喜ぶわかりやすいオタクは私です。

円になった9人の中央にカメラおいてくるくる回るやつ再び!腰振りのところでそれ使うのはさすがに刺激が強い...めめの腰振りはやっぱりうますぎてけしからんすぎる、マジでR18指定しなくて大丈夫?????

 

11. Crazy F-R-E-S-H Beat

でた〜〜〜!!!CFB!!!阿部くんはじめ何人かはインナーが変わってた!阿部くん髪のスタイリングがバチバチイケててびびった〜〜〜!!なにあれもっと近づいてよく見せて?サイド編み込みに外ハネもプラスされてた気がするとにかくスゲ〜〜〜イケてた、もっとちゃんと見たい、ステフォ売ってください

mvにはない斜めからのアングルとかあって新鮮!何より画面がデカいし音がいい、Uh can you feel it, baby?のあと息吸う音が生々しくてオァ〜〜〜〜ってなった(語彙仕事して)

 

12. Black Gold

新曲!!!!!廃墟バックのワンカメショー!少年たちやん!

ソロパート歌い繋ぎ形式のおいしい設計。暗がりの中メンカラの照明に照らし出された9人がカッケェ!ラップベースでズンズン低音が響く、洋楽チックなダンスナンバー。佐久間くん歌い出しはもはや安定。からの舘さん(結構長めのラップかっこいい!おわめもでも思うけどやっぱ舘さんのラップ好き...)、しょぴの聴かせるパートときてサビ阿部くん!!フェンス越しの三白眼に完全に射抜かれましたマジとんでもねぇ美形(知ってた)

からの岩本さん、こーじ、めめ(マ〜〜〜〜〜ジで顔と声がいい...し、どんどん風格が出てきてるよね、ニヤッと不敵に微笑む表情は鳥肌...)、ふっかサビ!!Maybeといいお丸さんとあべぞうといい、滝沢歌舞伎ZEROではあべふかはセットなんだな〜ありがとうございます...同期〜〜...

からのラウール足元からのあおりからのソロダンス、からの9人全員でダンスの流れが最っっっっ高にカッコいい!!!!!!!!この見せ方はSnow Manにしかできん、9人揃ったら卍マジ無双卍なあの感じがたまらん(表現がアホ)ハ〜〜〜〜〜〜一生敵わねぇよこんなの、もう付け入る隙が1ミリもない感じ。付け入る気なんてないけど。

 

12.5 化粧の映像

いきなり阿部さん(だと思う)が紅さしてて死んだ、その先記憶ないです(ポンコツ)

 

13 五右衛門ZERO

立体音響を一番活用できてた演目、まさかのこれでした。屋号(っていうのかな)を呼ぶ声が後ろのあちこちから聴こえてくるサプライズ。「岩本!」「宮舘!」とかはともかく「らうるっ!」はミスマッチすぎて笑いそうになった、だってどうあがいても洋風なんだもん...笑 舞台同様堂々とした立ち回り!刀投げもキマってたな〜〜〜!!!かっこいい〜〜〜!!!生演奏なのもすごい

 

14 男と女の舞

......待って???なんでめめいるの????????な?ん?で?これってなべさんがあべさくふたりの間で揺れる話じゃなかったっけ???待ってめめあべあるとかマジで聞いてない待って待って待って2人見つめ合ってるんですが手取り合ってるんですが遊女あべが完全に目黒さんに惚れた目を向けてるんですがおいおいおいおいおいおいマ、ジ、で、待って世界止まれ一時停止させてくれ感情を整理させる時間をくれってお〜〜〜〜〜〜〜いなべさくがイチャついてんぞ彼女が彼氏の後ろから目隠しして「だ〜れだっ♡」ってやるやつやってんよそれバカップルがやるやつだろ!!?なぁ、なべさんす〜〜〜ごいやさしい手つきでその手をどけてめちゃくちゃ愛おしげにさく姫を見つめて...っておいおいおいおい待ていつの間にそこくっついたんそんで目黒、目黒お前は何者なんだよおい待てまさかこれはダブルデートかって待っっっっっってあべさんめめに手を取られてくるっと回ってその胸におさまって顔...顔ちか...え、あ、ま、き、キス、これは、う、そだ、振りなのは分かってるそれは分かるんだけど、でも待って、や、だ、めめあべ、が、役、とはいえ、演技、とはいえ、嘘だ、そんな、私は今日死ぬんか??????なべさくはなべさくで無邪気に愛し合ってる、めめあべのあとだからすごくこう、健全に見える...っておいおい待て待て、なべさくのターンの間も、おま、その距離感のままだったんか???嘘だろ、なぁ嘘だって言ってくれよ、そうじゃなきゃ、私これからめめあべのこと、どういう目で見たらいいのかわかんないよ、それにこれを、ノーメイクで、稽古、してた...2人がいた...って...こと...です...か...(ここで途切れる意識)

歌舞伎の演目をこんな目で観ちゃいけないのは百も承知なんですが中の人の関係をどうしても重視してしまってこんな感想になってしまった辱ねぇ......

めめがこの演目に出るという前情報も知らなかった人なのでめめが出演してるだけで衝撃がとんでもなかった。なんでそこにいるの?にはじまり、あべと舞ってる、顔ちか、むり...と...1個1個にことごとく心臓をぶち抜かれて息をするのもしんどかった。

それにしてもあべさくは本当に女形がうまい...歌舞伎素人でもわかる、男性があのたおやかな動きを再現しようとするのはものすごく大変なこと。指先まで意識の行き届いた丁寧な動き、凛として艶やかな空気感、ふわりと匂い立つ色気...ため息の出る美しさ...

今回は特にそれぞれ相手役との絡みがあったから前回よりもっと表現の難しさに直面したと思うけど、だからこそ男性とのギャップ、女性らしい美しさがより際立ってるように感じた。あべさくからの総踊りへの導入もキレイ!

 

15 総踊り・花鳥風月

総踊りはこれで正解!!!めっちゃかっこいい!!!!

曲の疾走感、アクティブさは、化粧して衣装もがっつり着込んで...だとどうしてもできる動きが制約されてしまうし重くなってしまうしでうまく表現できない。今回みたいにガシガシ動ける軽い衣装を着て全身をしっかり使って大きく動いてのびのびパフォーマンスした方が映える!映えてた!パステル調の明るい背景(9人以外の衣装もそう)の中でネイビーのシンプルな衣装に身体のところどころに施された黒のペイントが際立つ。振り付けすげ〜〜かっこいい〜〜......静と動、剛と柔が共存してて、Snow Manが得意とする一体感あるダンスの要素もしっかり盛り込まれてて...みんなの中での曲の解釈がちゃんと一致してるのか9人の表情も統一感があって、これだけでひとつの映像作品として完成されてた、感動...

 

前半はここまで。既に9500字近いので後半はまた別で上げます。考察もしたい。一体全部で何字になるんだか...年内に書ききれる気がしない...

 

27歳、快晴、絶好のアイドル日和

阿部くん、27歳のお誕生日おめでとうございます。

1年前の今日、私はSnow Manのファンクラブに入会し、ベストアーティストで初めて披露されたD.D.を観て、Snow Manを阿部担として本格的に推していくことを決意した。いつからSnow Manのファンか、と訊かれたら2019年11月27日から、と答えることにしている。今日は私にとって、そんな節目の日でもある。

この大切な日を迎えるにあたり、ファンになって1年経ったこのタイミングで阿部くんのどういうところが好きなのか、ちゃんと言葉にしてみたくなってこの記事を書くことにした。

 

 

阿部くんは賢い人だ。同時に、不器用な人でもある。

 

阿部くんは賢い、というのは今やパブリックイメージとして世間に広まりつつある。それは、やはり院卒という肩書きや気象予報士の資格、クイズ番組や朝の情報番組での活躍によるところが大きいだろう。

だけど私はそれ以上に、もっと根本的な、内面的な部分に彼の本当の賢さがあると思っている。それは単なる学力面での頭の良さとは違い、偏差値では測ることができない「自分自身を冷静に俯瞰できる賢さ」だ。

 

Myojo 2020年11月号に掲載された1万字インタビューを読んでいてまず印象的だったのが、人生のあらゆるタイミングで一度立ち止まり、都度自分のおかれている現状、それに対して今自分が抱いている気持ちを丁寧に確認する姿。

当時小学3年生、通っていたダンススクールを通じて初めて体験した芸能の仕事。カメラに映るのが怖い、映りたくないと思っていたのに、ポジション上映らないと分かるとちょっとがっかりした自分がいて、そこで本当はカメラに映りたかった自分に気づいたこと。スクールの先生に勧められるままにジャニーズのオーディションを受けて、受かる気もなかったけど審査をどんどん突破したとき「ここまで来たら入りたい」と思ったこと。高校生のとき、事務所の先輩と交わした何気ない会話がきっかけで、自分にとって勉強はアイデンティティで、それこそがアイドルとしての武器になるかもしれないと考え大学進学を決めたこと。インテリ系アイドルとしての火力不足を感じて気象予報士の資格取得と大学院進学を決意したこと。

普通なら何気なく素通りしてしまいそうな些細な気持ちの変化や、目を背けたくなってしまう問題意識のひとつひとつにちゃんと目を向けて、それを冷静かつ丁寧に分析できる人なのだと思う。その上で弾き出された進むべき方向性は結果大当たりしている。Snow Man、ひいてはジャニーズ随一のインテリキャラ。ジャニーズでありながら院卒で、しかも気象予報士の資格を持っているという意外性はインパクト抜群だ。それがきっかけで舞い込んだ仕事は数知れない。

阿部くんが自分の「これから」を見据えるとき、その念頭には常にアイドルとしての自分、Snow Manの一員としての自分がいる。Snow Manに足りないものは何か、それを補うために自分にできることは何か。冷静かつ客観的で、丁寧な分析は止まることがない。ロジカルな思考に裏打ちされた戦略には、応援に値する信頼性がある。

 

一方、阿部くんは決して器用な人ではない。

実際、各種インタビューで「何かを身につけるのに人一倍時間がかかる」と自ら語っている。1万字インタビューでは「マルチタスクが苦手」とも。これを読んだ時驚いた。アイドルのやっていることなんて、ほとんどがマルチタスクじゃないか、と。ダンスしながら歌って、移動もする。自分の見せ場ではカメラ目線でアピールする。私は阿部くんのパフォーマンスに心底惚れ込んでいるが、その大きな理由のひとつが表情と目線の管理が完璧ということだ。いつ自分が抜かれるか抜かりなく把握していて、その間も歌とダンスが疎かになることはない。もちろんそれは、複数人で映るときも同じ。一緒に映る人と協調しながらも、確実にカメラの向こうにアピールしてくる。マルチタスクをこなすのが苦手なはずの阿部くんが、あのパフォーマンスのレベルに到達するまでどんな努力を重ねてきたのか...考えただけで苦しい、同時に誇らしい。

静かに着実に、ひとつひとつ努力を積み重ね、生まれ持った才能やセンスの壁を壊していく。周囲には、努力しなくても自分以上のパフォーマンスができる人が何人もいて、自分よりも短い時間で、より高いところに一気に駆け上がった人もたくさんいて。その背中を見て腐ったり折れたりするんじゃなくて、それでもなお淡々とやるべきことに向き合うこと。それは決して簡単なことじゃないし誰でもできることじゃない。でも阿部くんはそれができる人だ。

そんな努力の人・阿部くんには、どうしてもずっと苦手なことがある。それは、人に甘えること。優しすぎて、我慢強すぎて、まわりを気遣いすぎて、頑固すぎて、善意で差し伸べられた手を握り返すことすらためらうその姿は、見ていてたまにじれったくもある。ファンはすぐ隣にいて支えることができない。だからちゃんと、メンバーや家族、友人、本当に信頼できる人たちに寄りかかって、辛いときにはちゃんと辛いって言ってほしい。これはいちファンとしてのお願い。その不器用さも含めて、これからも愛したいから。それ以前に倒れられたら困る。

 

最後に、阿部くんはアイドルだ。

苦手を言い訳にせず、ちゃんと向き合って努力で補い、自らの力で道を切り拓く。そんな阿部くんは、どこの世界でも大成していたはずだ。大学院まで修了して、ハイレベルな専門知識を身につけた阿部くんのまわりには、きっと様々な進路を選択した人たちがいたはずで。年齢的にも、就職という選択肢を考えても全くおかしくない。でも、大学院を修了しジャニーズ1本となることに不安はなかったか?という問いに「ないです」ときっぱり言い切っている。あくまで阿部くんはアイドルだ。アイドルとしての武器を身につけるために大学院まで行って、気象予報士の資格も取った。あえて困難な道を選んだのは全て、アイドルとして飛躍するため。そのガッツと覚悟に何度でも痺れる。

不器用で、血の滲むような努力を長年続けて、それでもずっと報われてこなくて、それでも「アイドルは天職です」と笑う阿部くんは眩しい。阿部くんは、ステージの上で幸せになるべき人だ。阿部くんはいろんな顔を持つからつい違う場所に目が向きがちだが、最後は結局ステージの上なのだ。だって阿部くんは、アイドルなのだから。

デビューコンサートで、画面の向こうにいるファンに終始隙あらば手を振り、「繋いだこの手は絶対に離さないで」と呼びかけたその愛情に、できる限りの応援で返したい。返したいと思わせるひたむきさ、愛嬌はきっと天性のものだ。

 

いつでも照れずに全力でアイドルしてくれる阿部くんが大好きだ。

冷静に、着実に努力を重ねられるその強さが大好きだ。

ファンが勝手に繋いだ手を、こちらが離さない限りずっと握っていてくれるあたたかさと揺るぎない覚悟が大好きだ。

キラキラ弾けるその笑顔が大好きだ。

 

雨の日だって悪くない。信じれば、雨は絶対に上がるんだ。

そう教えてくれてありがとう。ずっとアイドルでいてくれてありがとう。

27歳が最高の1年になりますように!

 



【祝27歳】#30日推しチャレンジの質問に一気に答えてみた。

阿部亮平さん、27歳のお誕生日おめでとうございます!

デビュー曲初披露に始まり、念願のデビュー、クイズ部発足、そして地上波進出、Snow Manとして初めての単独映画主演...振り返ればここには書ききれないほどビッグイベントだらけだった26歳。これはひとえに、阿部くんの弛まぬ努力の結晶だと思います。応援していて毎日楽しくてしょうがないですし尊敬の念が日々膨らんでとどまるところを知りません。応援させてくれてありがとうございます!

 

...と、1年間をしっとり振り返るのもいいなと思ったんですが、日々の思いの丈は過去の記事に書いてることだし、真面目に激重なブログも同時にあげたし(別記事参照。ほんとにもうひとつあげてます)今日はやっぱり誕生祭ですから!徹底した推し語りをしよう!そうしよう!!

 

ということで!!(?)

#30日推しチャレンジの質問に一気に答えてみる〜〜!!!

これ、阿部くんではまだやったことなかったんですよ...やりたいとはずっと思ってたので、この際やってみようと思いまして。

 

1 推しを好きになった理由

下に引用した記事に書いてあるとおりです(雑)ざっくりまとめると、

超頭いいJrがいるらしい→彼のグループがYouTubeやってるらしい→観てSnow Manおもしろい、と気付く→もろもろのコンテンツを通じてSnow Manにドボン、同時に阿部担を自覚する、といった感じ。増員出のド新規です。

mylifeismymessage1052.hatenablog.com

 

2 一番好きな推しの写真

うわ〜〜〜〜!!!!???2問目にして地獄みたいな質問!!!迷う!!!写真ってだけだと範囲が広すぎるので部門に分けて選びます。

ジャニショの写真部門は考えすぎてうえ〜〜〜〜〜〜〜んわかんないよォと本当に泣きそうになったので諦めました。(え??)てか本当に好きなやつしか買ってないから手元にあるやつは全部好きなのよ。同率1位!みんなで手つないでゴール!

雑誌部門はananで連載中の「滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movieの軌跡 #6 洗練」の中で着物着てるアレです。雑誌の写真なのでここには載せません、各自脳内のカメラロールから検索してください。何だろうねこのしっとりした色気......本屋でうっかりパラ読みしてしまったときすんでのところで倒れなかった自分を褒めたい。よく耐えた。この脚を横に投げ出して、半身重心にするこの体勢、普通男性なら違和感ありありだと思うんだけど......違和感全くないんだよな〜〜〜これが......前髪をいつもよりセンターよりにしっかり分けて、おでこを出してるのもまた、頭の形の良さと小ささが際立っててこれまた美人度を爆上げ。寒色のグラデーションが上品な着物も本当にお似合いで......美人さんなのは知ってたけど今までとは別次元の領域の美しさに気付けたうれしさで選びました。ここ最近で一番の衝撃。これからもずっとずっと大好きなグラビア......

weibo部門だと康二くんと花見デートしてたアレです。あべさくが同じシチュエーションで撮影されてるのがもうね〜...2人主演の映画かなって思っちゃう...どうもあべさく厨です...

ここまで部門まで分けて選んできたけど明日には気変わってそう(早い)

 

3 一番好きな推しの動画

YouTube部門 柔軟王決定戦! 本当に迷った。かわいい阿部くん見るならこれ、かっこいい阿部くん見るならこれ、っていうふうに切り口によって好きな動画が変わるからどうしようかな〜〜ってぐるぐる考えたけど、結局「阿部くんのこと気になってる人におすすめする動画」にしました。それって私にとって、阿部くんの魅力を最短距離でぎゅっと凝縮してお伝えできると思ってる動画とイコールで、つまり私が愛してやまない動画ということなので!実際この動画は何度も見直してる...普段はあまり動画を見直すことはしないんですが。知った当初は優等生キャラとして見られがちな(少なくとも私はそうだと思ってた)阿部くんがポンコツ発揮してる動画って最強に萌えませんか...柔軟王とボルダリング回と絶叫マシン回はそのスリートップだと思ってる。中でも柔軟王は終始安定して映るしラストのオチが最高。

youtu.be

 

ISLAND TV部門 ジャニーズクイズ部シリーズ 「みんな在宅で、かつ時間に余裕があり」「ジャニーズのクイズ枠が発達してきてる」当時の状況で、「人を集める力があり」「動画を編集できる」「ジャニーズクイズ枠のパイオニアである」阿部くんじゃないとできなかった企画。視聴者でも答えられるようなレベルの問題を出してくれるから楽しいし、動画のクオリティ自体も毎回爆上がっていくしで本当にすごいとしか言いようがない。最終的に地上波進出を果たすところまで含めて壮大なドラマ。今度は潜在能力テストにも出演決まってすごい!!!また動画上げてほしいし、雑誌で阿部くんが「クイズ部で嵐さんのFind the Answerをカッコよくパフォーマンスしたい!翔くんのパートはもちろん僕で!」って言ってたのも実現してほしい。何卒。

愛しのクイズ部の動画全部貼っちゃう。まだ観てない方ぜひ...!

j-island.net

j-island.net

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j-island.net

j-island.net

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コンビものだとダントツであべさくバンバンですね。かわいい。元気ないときはこれ観てニヤニヤしたら元気になれます。観る栄養剤。

j-island.net

4 最近保存した推しの写真

ベスアのあとに上がったweiboの写真。Grandeurの衣装かっけぇよな...へへ...

5 最近保存した推しの動画

動画は普段保存しないからな〜!遡ってみたら、weiboのキッシンソロティザーが最新だった。weiboは合法で動画を保存させてくれるからほんとありがたい。

6 一番好きな推しのパート

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終わらないMemories2番「Ah もう少し早く気づけば〜」のくだり。上のリンクで秒数指定してるんでぜひ観てください。去年の10月にやっとこさ少クラを観始めた頃にこの曲歌ってて、このくだりで度肝抜かれた。当時の私、しっかり聴かせる歌を歌うSnow Manにはじめて出会って、しかも阿部ソロを聴いたところで、阿部くんってこんな甘く儚げでとろけるような声で歌うんだ...と知り何度目かの恋に落ちました。あの歌声、一生推すだけの価値があります。大好きです。(もっと言うとそこに声を重ねてくるのが佐久間くんなのがもうね〜〜〜〜〜〜あべさく推しの私としてはたまらないんですよ......!声の相性が抜群にいい、それぞれの声の個性を消さずに自然に溶け合う奇跡)

同率1位でファンターナモーレの2番冒頭のソロもランクインしてるけど公式動画がないんで載せられない!!!完全ソロ部門ならこれがダントツ1位です。この声聴いて誰が低音担当だと思うの......?って言いたい。それくらいとてもスイートなお声です。疲れたときに飲むホットココアくらい甘くてやさしい。疲れたときは阿部ソロに限ります。

 

7 一番好きな推しのステージ

うあ〜〜〜〜悩ましい......悩ましいけど、やっぱり出会ったときの衝撃がすごかったので、2019年音楽の日の「ひらりと桜」にします。これ観て阿部くんのパフォーマンスに惚れ込みました。今でもたまに観直します、特にSnow Manの節目の日には必ず。詳しい感想は沼落ちブログに書いてるんでここでは簡単に書くにとどめるんですがもう本当に!このときの阿部くん!楽しそうなんです!緊張してるはずなのに、それすら気持ちと曲への愛で吹っ飛ばしてる感じがする!!!それが視聴者(=私)の心に刺さりまくって、ひとりで声も出せずに硬直して観てた......今でもあのときの感覚を鮮明に思い出せるくらいの衝撃でした。このあとたくさんたくさん阿部くんのかっこいいパフォーマンスの数々を観てきましたが、結局これが最強だな、と......

8 推しを呼ぶときの愛称

阿部くん。好きになって半年くらいは頑なに「あべちゃん」呼びを崩さなかったんだけど(あべ日の書き出しに「あべちゃんです」って書いてあるし、メンバーもあべちゃんって呼ぶこと多いし、それが公式なのかなって思ってた時期)(そもそも呼び方に公式も何もない)、長年阿部担を続けておられる方々が阿部くん呼びしてるな〜と気付いて、私もそのうちそうなるのかな、なんて思いつつ一度試しに阿部くんって呼んでみたら案外しっくりきて、それからは阿部くんって呼んでる。単純かよ。何となく阿部くん呼びの方が絶妙なリアコみがあって、呼んでてたまにくすぐったくなる。そんなときはあべちゃん呼びに逃げちゃう。ちなみに「あべべ」と呼んだことは一度もない。

9 推しの顔の中で一番好きなパーツ

目!!!!!!!目力抜群ではっきりくっきりした印象の三白眼がたまらない!!!!!!それでいて笑ったら急に幼い印象になるの何!!!!?ほんとズルい!!!!

10 自分と推しの共通点

嵐が好き!翔担!自担と同担です(ややこしい)

11 好きな推しの私服コーデ

総合1位はsmile レコーディング時の服装。無料かつ公式で見れるものだと、しりとりダンス回・先輩のすべらない話回。あのヒラヒラしたコートが大好き!来年以降も着てね!夏だと富士急回、冬だと赤坂ロケ三部作(D.D.大ヒット御礼参り、それスノサプライズ、舘様の食べたいものを当てろ)もかなり好き。総じてビッグシルエット・アースカラー(特に黒・紺)・キレイめのコーデが好みです。スタイルおばけじゃないと着こなせないような難しいシルエットの服を何てことないようにさらっと着こなしてる感じがたまらん好き。かわいい系の服なら京都ロケのふわもこジャケットもマジあざとくて大好き。

該当動画のリンク貼っときます。

www.youtube.com

こっちは引き画中心↓

j-island.net

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ネックレスつけてくれてるとさらにアガる(あべさくおそろいの雪の結晶ネックレスだと尚更)。男性がネックレスつけてるのって、女性のそれとはまた違った品、色気が感じられて最高!阿部くんの場合はネックレス一点勝負なのがまたいい。耳とか指とか手首とか、他にもアクセをつけようと思えばつけられるのにネックレスだけっていうのはこだわりなのかなぁ。Snow Manカレンダー付録の百問百答で「女子のファッションでかわいいと思うのは?」との質問に「アクセサリー重視のコーディネート。シンプルなコーディネートに、上品に見えるアクセサリーとか」と答えてるのをまさに自分自身で体現しててあまりにしんどい。

12 一番好きな推しの衣装

う〜〜〜〜〜〜〜んめちゃくちゃ悩むけどやっぱりD.D.かなぁ。最高に似合ってる。デビューを飾る衣装があの衣装でよかった。かわいくてお上品だけど他メンと並んでも違和感ないし、あのきちんと感がありながら身軽にガシガシ動けるのが素晴らしい。ハイスペック衣装です。もっと大きな括りで言うと首にワンポイントある衣装が好き。D.D.(リボンタイ)とかターコイズ衣装(リボンタイ)とかCry out(チョーカー)とか。ネックレスといいリボンタイといい、男性の首元が飾られてるのを見るのが好きなんだな私は。これはマジで真面目な話、Snow Manの衣装って初期からかなりおしゃれなので図録がほしい。切実!

...あと紅白の会見で着てた衣装って今後出番あります?めちゃくちゃタイプなので今後各所で着てください...そんでOne Love歌ってほしい絶対似合うから...

13 一番好きな推しの髪型

ちょっと巻いてふわっとさせてるアレ。説明下手か。キッシンMVのビジュアルが大正解200点満点なので貼っとく。サラストもいいんだけど、少し巻いてエアリーなくらいが個人的には好みかな。たまに訪れる耳かけもいいよね。普段見えてないものが見えてると無性にドキドキしちゃう人間の本能に働きかけてくる耳かけ。耳上にアメピンがチラ見えしてるともっと恋。あべちゃんヘアピン祭り最高だよねらうちゃん!!CFBでサイド編み込みの素晴らしさにも目覚めてしまったから、それはそれで定期的に見たくなる。'20夏グッズで編み込みやってくれたのマジ僥倖。ありがとう事務所。

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14 一番好きな推しの髪色

やっぱりキッシンの髪色がどストライク。黒髪派か茶髪派かと言われたら茶髪派だけどどっちも好き!最近色落ちして明るくなってきてる感じも好きだし横アリ単独の頃くらい明るいのも絶妙にチャラくて好き!ちなみに白に近いハイトーンかミルクティーカラーにいつかトライしてほしいし、その髪色でサイド編み込みしてほしいな〜〜〜!!!派手髪の阿部くんってどんな感じなのか見てみたい!!!

15 推しにおすすめしたい場所

いや...普通に考えて阿部くんのほうがいろんな場所知ってると思うしむしろおすすめの場所教えてほしい...難しいなこの質問

美しい図書館に行ってみてほしい、その様子を写真で見たいのでcasaとかの取材で行ってほしい...オーストリア国立図書館で本を片手に考え事する横顔とか...すごく見たい...(動機が不純)

近場だと東洋文庫ミュージアムなんていかがでしょう...本がずらっと並んでる感じがすごくかっこいい。ちょっと照明が落ち着いてるのも雰囲気あって素敵...

www.tabikobo.com

www.asoview.com

16 推しにあげたいプレゼント

Snow Man東京ドーム単独公演の景色!それから国立単独公演の景色!叶えられるように微力ながら応援を続けます。

物だったら茶道セットかな〜......私茶道やってるんですが阿部くん和服よく似合うし不二家のCMでも抹茶のケーキ食べてるし(そこ?)茶道絶対似合う。茶道男子やりましょう。袴姿で茶筅振る姿なんか見たらもう恋よ、恋。お茶点ててる間はそのことしか考えないので勉強の間の息抜きとかいろいろ考え込みすぎて頭ぐちゃぐちゃになったときにも最適。結構綺麗にリセットされる、私は。まずは茶碗・抹茶・茶筅茶杓のセットを贈り、家で気軽にお茶を楽しんでみてもらって、これはいいぞ、と思ってくれたら袱紗・袱紗挟み・懐紙・菓子切り・扇子のセットもプラスしてお茶会に参加できるようにさせたいですね...マナーは私が教える...

17 推しの一番好きなエピソード

 エピソードとはちょっと違うかもしれないけど、それスノたき火回でのめめから阿部くんへの言葉とそれに対する阿部くんの反応の全て...ですかね。阿部くんがそのやさしさと我慢強さゆえに何かとひとりで抱え込みがちなのをめめ(だけでなくメンバーみんな)はわかっていて、その上で「絶対に守ってあげたい」とまっすぐ伝えて、それを正面から受け止めて、照れとうれしさでどうしていいのかわからなくなって「返答に一晩もらっていいですか...」とまるでプロポーズされたかのような反応をしちゃう阿部くん、そして「(まわりを)頼っていいんじゃない?」と声をかける同期のふっかさんと、それを静かに見守るメンバー...もう全てひっくるめて大好き。ていうかその前の康二くんとのエピソードも込みで好き。こうして「頼っていいんだよ」とちゃんと言葉にして本人に伝えてくれる存在が阿部くんの隣にいてくれて本当によかったなと思う。ファンはいくら阿部くんのことを思っていてもすぐそばで支えることはできないから...阿部くん...辛いときはちゃんとまわりに甘えるんだよ...

18 私的推しのテーマソング

日向坂46「アザトカワイイ 」。歌詞が完全に阿部担のそれだし、マジ阿部くん(概念)

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 同じく日向坂46(当時けやき坂46)の「期待していない自分」もすごく阿部くんだと思う。この2曲合わせたら阿部くんができるんじゃないかってくらいハマってる。

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19 推しに歌ってほしい曲

嵐のLove Rainbow激推し。これずっと言ってる、本当に歌ってほしい。このあとの質問で阿部くんには夏が似合うっていう話をしてて、この選曲はそれともつながってる。

有名な話だとは思うけど、この曲は「夏の恋は虹色に輝く」ってドラマの主題歌で、だからやっぱりイメージは夏、特に梅雨が明けてこれから夏が来るぞ!っていう時期。雨上がりであちこちに水たまりや雨粒が残る中、眩しい太陽と青い空、そして遠くにかかる虹。全てがキラキラ輝いて、隣には君がいる...みたいな。曲の雰囲気を伝えようとしたらポエマーになってしまった。

とにかく爽やかで、アイドルど真ん中のラブソング。歌詞がいちいち恋だし、随所に天気にまつわる言葉が出てくる。まさに阿部くんにぴったり!ソロver.も9人ver.もどっちも見たいけど、9人で歌って踊るなら、本家の振り付けにはセンターが他メンと向き合って指揮者のように手を振って、それにあわせて他メンが踊るっていうのがあって、これがかわいいのでぜひやってほしい〜...センターはいうまでもなく阿部くんで...

20 推しに聴いてほしい曲

南ことり小泉花陽「告白日和、です!」

曲は...さっくんに訊けばすぐわかると思います...えっと私としてはですね...この曲を阿部さんと佐久間さんの2人で踊ってみてほしいです...すいませんこんなお願いして...

21 推しはかわいいorかっこいい

かわいい!!!!!!!!!(即答)

22 推しにやってほしい役

教育実習生の役。本人がやりたいって言ってたので。個人的には高校の数学の先生がいいな!次点が真逆の方向性で殺人鬼の役。「楽にしてあげるね♡」と微笑んで胸にナイフを突き立てる役とか見たい。てかもっと大きな括りでサイコパスの役やってほしい。三白眼が活きそう。

23 推しに直してほしいこと

ない!そのままの姿が正解です。如恵留くんの言葉を借りるなら、いつだって阿部くんが正解です。

24 推しに似合う季節

夏!健康的な肌色、はっきりした顔立ち、爽やかな笑顔ときたらやっぱり夏かなと。中でも猛暑真っ盛りの頃よりは梅雨明けすぐ、さぁこれから夏が来るぞ!っていう時期のイメージ。桜舞う春も、ロング丈のコートが紅葉によく映える秋も、たっぷりのマフラーに顔を埋める冬も似合うけど、一番と言われたら夏だなぁ。ラムネが好きっていうのも、何となく夏のイメージに結びつく。寒がりだしね。次点が秋です、本人が好きって言ってたし秋のロングコートは結局最高。

でも「あべさくに似合う季節」と言われたら春一択!!あべさくは桜なんです!!!(概念)

25 推しの魅力3つ紹介して

・自分の魅せ方をちゃんと分かっている

・常に謙虚

・努力の鬼

得意なことはもっと伸ばして、苦手なことは「苦手だから」と言い訳せずに努力で補う。これを謙虚に積み重ねられる人。だから最強なんです。人間として見習うところしかありません。

26 推しの言葉で印象的だった言葉

「絶対売れてやる」

デビュー週最終日に行われた9時間生配信中の百度参りで、何度目かに階段を駆け上がり、頂上の神社に手を合わせたあと、去り際にマイクでギリギリ拾えるレベルの小さな声で呟いた言葉。公式のアーカイブが残ってなくて、ここにその動画を貼れないのが悔しい。

他のメンバーと比べても終始あまり表情を変えず淡々と階段を上り下りしていた阿部くんの口からこんな熱い言葉が飛び出して、聞いた瞬間胸が一気に熱くなったし、同時に、その背中に常に風を送り続けられる存在でありたいな、とも思った。忘れられない言葉です。

27 推しを好きになって一番幸せだった瞬間

毎日。どれか1日選ぼうとしたけど選べなかった。

28 推しに一番感謝していること

幾度となく挫折を経験しながらもなお、やり抜くことの大切さを教えてくれたこと。

29 自分にとって推しとは?

世界で一番幸せになってほしい人。重い自覚はある。

30 最後に、推しに一言

2004年の入所から今まで、アイドルを続けてくれて本当にありがとうございます。折れずに続けてくれたおかげで、出会うことができました。これからもずっと応援しています。大好きです!

 

 

 

それでも彼は気高く微笑むから

 【21.02.03 追記】あれからいろいろありまして、Grandeurに対する感情が180°変わりました。

mylifeismymessage1052.hatenablog.com

 

 

待望のGrandeur初披露。テレビでずっとベスアをつけたまま待機してたら、ついに訪れたそのとき。19時台っていうわりにもう20時過ぎてたやんけ!おいベスア!だが自担が司会なので許す!(何様?)

 

それにしても「ミリオンしかとったことのないグループ」っていう紹介はうれしくてニヤニヤしてしまった。ミリオン「しか」ないってスゴいことだよね、もう知ってたはずのことなのに、第三者の視点から改めてそう言われるとそっかあれはやっぱりスゴいことなんだって実感できた。Snow Manに肩入れしすぎてもう彼らのことを客観視できなくなってる......

 

始まってみればバチバチのダンスナンバーだった。私の思うavexサウンド!!って感じ。早いテンポで低音がズンズン鳴ってる感じ、キスマイ兄さんのA.D.D.I.C.T.っぽさを感じたんだけど私だけかな。

そしてらうの「ジャニーズ史上最高難度と言っても過言ではない」という言葉通りの、激しく複雑なダンス!素人目で見てもこれを踊り切る大変さは容易に想像がつく。あの体力おばけたちでもほとんどがリハで踊り切れなかったって何事...?って思ってたけどこれは確かにエグい......みんなの手を重ね合わせる前、カメラに半分背を向け立ったままスタンバイしてる阿部くんが肩で息をしてたのがそのキツさを物語っていた。阿部くんといえばスタミナの管理っていうかペース配分が上手で、パフォーマンス中息が上がってるイメージがない(そう見せないようにしているのかもしれない)ので...。

そんなエグいダンスでもちゃんと揃ってるのがSnow Manだな〜!と思う。ガンガンに体力削られながらもあんな精密なことができてしまうなんてどう考えても異次元。ラスト、どうだ見たか!っていう9人からの気迫を感じたけど私も世の中に対して叫びたかった。どうだ!これが私の推しだ!かっこいいだろ!って。まぁお前がSnow Manに何をしたんだって話なんですけどね...すいません...

 

私の中でこの曲は、今のところ「進化版D.D.」だ。

D.D.初披露から約1年のタイミングで初披露、発売から約1年のタイミングでリリースされるこの曲は、今までとは全く方向性を変えて奇を衒うのではなく、Snow Manとしてやりたいこと、方針はそのままにダンスや魅せ方をアップデートし、この1年の成長を見てもらおうという趣旨のものだろうと思っている。ベスア公式TwitterにアップされたSnow Manのメッセージ動画でも、「パワーアップした僕たちの姿をGrandeurに乗せてお届けできたら」という言葉があった。

 

歌詞に注目してみても、D.D.同様Snow Manの現状とこれからの展望を反映したものになっているように思う。

衝動的に突き進め Don't be afraid

誰よりも高く跳べ Take you to the sky

想像超えた世界をこの手に "The Grandeur"

創造せよ偽りのないジブンの道 Yes

D.D.の「Snow Manの名刺としての楽曲」というポジション、KISSIN' MY LIPSのラップパート、Storiesの疾走感を引き継いだGrandeur。デビューから1年、全速力で日々を駆け抜け1秒だって惜しんで大きく成長を遂げてきた今のSnow Manにしか表現できない曲だと思う。いろいろ小難しく書いてきたが、Grandeurかっけぇ。結局これに尽きる。

衣装は白黒。2色のコントラストを活かしたCDジャケットもモダンでイケてて最高。キッシンでシックとカラフルの2パターンを展開し、Storiesで黒とゴールドを華やかに纏ったのち、モノトーンに原点回帰した、という印象を受けた。まぁD.D.がモノトーンだったかと言われるとシルバーの要素もかなり強かったけどね...スノストが白黒でプロモ展開してたからD.D.は白黒の印象が強い。

 

D.D.っぽさを感じずにはいられなかったのは曲調や歌詞、衣装のせいだけではない。ここからはネガティブなことも書いてしまうので、負の感情を受け取りたくないという方は回れ右をお願いします。

 

 

構成が、D.D.。もうね、D.D.だな〜〜〜〜って思った。

らうがドセンで、いわめめがドーーンと構えていて、佐久間さんが歌い出しで、なべさんがここぞというところの歌唱を受け持って、舘さんは激しい曲調でもやっぱりあの風格を失わないし、随所であべふかの安定感が光る。変わったことといえばセンター、というかそのパートで一番目立つ人が割とくるくる変わるようになったなぁということ。特にラスト、歌なしのダンスだけで魅せるところで康二くんがセンターにいてめちゃくちゃ沸いた。このあとカメラが康二くんメインの引き画からラウールに寄っていったので、やっぱり曲全体を通じて一番見せたいのはラウールなんだなとは思ったけど、それにしてもSnow Manの中ではダンスに苦手意識の強い康二くんが8人を従えて踊る姿はもう本当に本当にかっこよくて胸が熱くなった。

 

歌割りもD.D.を踏襲してた。ちゃんと計算したわけじゃないけど、個人の受け持ってる割合はD.D.と変わらないんじゃないかなと思う。それくらい既視感のある歌割りだった。そう、未だにメロディーも覚えてないくらい馴染みのない曲のはずなのにどっかで見たことあると思った。

歌割りは適材適所だと思っているので、プロがこれでいこう!と判断したものならそれが正解なのだと思う。だからあれこれ言うのはね、違うかなとは思うんですが。正直阿部くんのソロほしかったです。

D.D.キッシンでは曲全体通じてなくて、Storiesの2番ではじめて見つけたシングル表題曲のソロパート。その歌声はすーっと溶けていくようにやさしくて、D.D.キッシンでの低音ハモとは全く違う表情を見せた。阿部くんが優秀なボーカリストであることを知っているからこそ悔しい。2番やCP曲にソロがある可能性だってもちろんあるけど、やっぱり露出の多い表題曲の1番、落ちサビ、ラスサビのどこかにあってほしい。どんなに歌がうまくたって見せ場がなきゃ見つかるものも見つからない。

それでも阿部くんはイントロでくるりと振り返ってこちらに向かって歩いてくるとき「見てろよ」とでも言わんばかりに不敵に微笑んでて最高だったし、1番サビで抜かれたときにはいつも通りカメラにバチッと視線を合わせて挑戦的に微笑んでて最高だったし、長い手脚を活かしたダイナミックなダンスはずっと見ていられる。最高!だからこそ本当に、余計に悔しさが募って...の無限ループ。オタクはこういうとき本当に無力だなと思う。してあげられることがない。オタクの感情はさておいて、本人はどう思っているのだろう。めちゃくちゃ悔しいのだろうか。それとも悔しいって思ってるのはオタクだけ?わからない。仮に阿部くんが悔しいって思ってるとしても彼はそれを絶対に表に出さずにニコニコしてるだろうからどっちにしたってわからない。あぁもう本当に、どうしたらいい?Snowらいふの百問百答前編で「終わったことに対して感想をもらえるのがうれしい」って言ってたから新曲の阿部くんかっこよかったです!ってファンレに書いて送ろうかな。オタクにできることは今の阿部くんを全肯定して好き!って伝えることくらいだな。今度こそ、今度こそと願わずにはいられない。4thの表題曲の1番には、どうか、どうか阿部くんのソロパートがありますように!!!

 

...あ、シャッフルメドレー最高でした...Real Face、どうしても不良になりきれない阿部くん愛しくてたまらなかった。本家に影響されてマイクから指を浮かせたりいつもよりマイクに角度つけて持ったりするメンバーがほとんどの中、普通にぎゅっとマイク握りしめてる姿は後世まで語り継ぎたい阿部くん。最後無責任ヒーローでうしろに見切れたときどした?ってくらい飛び跳ねてんのもかわいすぎ。保護。ただでさえデカいのに跳躍力すごいから嵐さんのうしろでも余裕で目立つのよ...楽しいと飛び跳ねがちなのかわいいね...

 

Grandeurの感想文のはずが結局阿部くんモンペ全開ブログになってしまった。申し訳ない...ついうっかり手癖で...

私の中ではいつでも阿部くんがセンターなのでそれだけで問題はないんだけど、Grandeurめっちゃかっこいいけど、歌割りがすべてじゃないけど、4度目の正直を願わずにはいられない!っていうお話でした。以上!